「過去に人間がこの世界に来るということは何度かあった・・・。
じゃが、戻ることは許されていない。
戻りたいのなら、この世界での記憶を消さなければならない・・・・・。
ここまでは白虎から聞いておったか?」
ハインズは慎重に話す。
「はい・・・」
真衣はハインズの目を真っ直ぐ見た。
ハインズは話を続けた。
「その人間を管理する組織がいたのじゃ。
その組織の者たちは真面目に働いてくれておった。
この世界のことが、人間に知られないように・・・・・」
「今も、その組織はいるのか?」
雷花が聞く。
「うむ、いるぞ。よくない奴らじゃ・・・・・」
ハインズは独り言のようにボソッと言う。
「そいつらはどんな奴らなんだ?」
パイルアップが聞く。
「‘人間を戻してはいけない’という‘掟’は守って活動しておるんじゃ。
・・・・・じゃが、度が過ぎるておる。人を殺すことを、楽しむような奴らじゃった。
そいつらの行動を止めようとした者も、
『これは‘掟’なんだ』の一言で片付けられ、殺された・・・」
ハインズは悲しげな表情をする。
「ひどい・・・」
真衣はズキンッと胸が痛んだ。
「そいつら、絶対許さない!!!」
雷花が大声で言う。
「僕も許せません!!!そんな人たち、早く止めたほうがいいです!!」
soulX龍Xsoulも言う。
「おっ、落ち着けって!お前ら」
卍轟灸葬投檀が抑える。
「まだ話はある。最後まで聞いておくれ」
ハインズが落ち着いた声で言う。
「そこでじゃな。真衣たちでそいつらを止めて欲しいのじゃ」
「まかせて、ハインズ様!!そいな最低な奴ら、うちらが絶対倒してやる!!」
雷花が張り切って言う。
「それは頼もしいのぉ」
「で、でも・・・今のあたしじゃ弱いよ・・・・・?」
真衣が不安な表情をする。
「それは心配ないぞ。おぬしらにはもっと強くなってもらう必要があるんじゃ。
まだ時間はある。そいつらを倒すことが出来れば、真衣の記憶を消さずに戻してやろう」
「本当ですか?」
真衣は喜びの声を上げる。
「本当じゃよ。約束は必ず守るぞ」
ハインズはまた、優しい笑顔を見せた。
つづく
あー・・・なんか
学校ないってヒマですねー(´;ω;`)
メイプル禁止だからできないし・・・
おしゃべり広場だけが、
Meのヒマつぶしの場所さ・・・(´ノω・`*)フフフ
ってか、最近、きのこ物語の話が難しくなってませんヵ?
読みづらくないですかね?(*´・ω・。)
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