―メイプルアイランド。
それは俺がやっているネットゲームであるメイプルストーリーというゲームの世界にある初心者が一番初めに来る場所だ。
ふぅ･･･なにか悪い夢を見てるに違いない。だってそうだろ？ゲームの世界なんてそんな中２の頃夢見た世界なんて、第一そんなｋ･･･ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ･･････。
「君、大丈夫？」
「･･･全力で現実逃避してた。」
俺は現在の状況を把握するために頭の中を整理してみた。
自室で寝て起きたらゲームの世界☆イエーイ☆♪
「把握できるわけがねぇええええええええ！」
はぁはぁ、
「まぁしょうがないよねー･･･ていうかまだ自己紹介がまだだったね。」
謎の少女は俺の目の前まで来て俺を見つめて微笑みながら言った。
「私は　小林 綾音　（ｺﾊﾞﾔｼ ｱﾔﾈ）こっちの世界での名前は【oそらo】だよ♪」
好きな名前で呼んでね～♪と、元気いっぱいに言った。
「俺は･･･『カオル君、でしょ？』ｋ･･･え？」
俺は驚いたように綾音を見た。
綾音は俺の顔を見て笑いながら
「私は何でも知ってるんだよ♪･･･あ、でも今の君はリンって言った方がいいかな？」
俺は驚いた。どうやら彼女、綾音という人は何でも知っているらしい。
「あ、そっか。まだ君は自分の姿を見てないんだね･･･ちょっと待って。」
そう言って取り出したのは鏡。
「はい♪見てみて。」
俺は鏡の中をみて･･･驚愕した。
顔の作りなどはいつもの俺だが、服装や髪型が変わっていた。
そう、メイプルのキャラと同じ格好だったのだ。
「これじゃまるで俺がリンみたいじゃないか･･･。」
俺は独り言のようにつぶやいた。
「そうだよ♪今の君、カオル君はリンなんだよ？」

つづく

はふぅ。疲れた。
ではまた次回！
さいなら！！ノシ