―――雷花たちが、話で盛り上がっていたころ、
真衣と初心はエリニアのタクシーに乗ろうとしていたときだった。
「はー・・・黒猫の奴め!絶対仕返ししてやるからな!!」
怒った様子の少年が不機嫌な顔で言う。
真衣と初心が見る先に、2人の戦士がいた。
「もう、そんなに怒らなくてもいいじゃないですか」
もう1人の少年が呆れている。
「!!!」
怒っていた少年のほうが真衣たちに気づいた。
「っげ、あいつだ。早く行くぞ!闇」
少年は、アフロの少年の自慢のアフロを掴み、逃げ出した。
「待ってくださいよ!DMOさん」
真衣たちに会話は聞こえていなかった。
「何あの人たち。あたし見て、逃げるみたいな・・・」
真衣は2人の態度が気に入らなかった。
「何でもないんじゃないのー?」
初心はタクシーに乗り込んだ。
「うーん・・・気に食わない・・・」
真衣はD卍M卍Oとx邪異闇xが去った方を
目を細めて、眺めていた。
「いこー?」
タクシーの中から、初心が真衣をうかがう。
「そだねっ」
うなずき、真衣もタクシーに乗った。
さっきの2人の戦士が、今後また接触することとなる、‘組織’の仲間とは―――
真衣と初心は思いもしなかった。
―――――――エリニアステーション―――――――
「僕の大事なアフロを、そんな乱暴に掴まないでくださいぃ~」
x邪異闇xはD卍M卍Oに手を離すことを要求する。
「髪型なんて、そんなに気にしなくてもいいだろ」
そう言いつつ、D卍M卍Oは手をぱっと離す。
「僕はこだわってるんです!この‘綺麗な形’に!!!!!」
x邪異闇xは、髪型を整えながら言い張る。
「・・・・・・・・」
D卍M卍Oは何も言えなかった。
――こいつ、俺には理解できねー・・・
――この人まじハンパねぇ!なんでアフロの良さが分かんないだ!
お互い、理解できない2人であった。
久々更新スミマセヌw
Meゎ忙しいのだyo^ω^☆(蹴
最近、みんな更新遅いよねー
まぁ、広場が・・・いろいろと・・・ね・・・wwww
てかこんなに更新遅いと
忘れられてる気がするぅ!!汗
こ、これからも読んでくださいねホントw
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