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カオル君って意外と子供っぽいところもあるんだね♪」
綾音はスキルが使えると言って喜んでいる俺に向かって言った。
「え？！な、なんだよ！！子供じゃねぇし！！」
俺はいきなり恥ずかしくなり叫ぶように言った。
「だって、スキルが使えるって聞いて喜ぶなんて･･･クスッ。」
あ、今こいつ鼻で笑いやがったな！んにゃろう！！
「うるせぇ！！んなことはいいからこれからどうすればいいか教えろよ！」
俺は言って気がついた。
（･･･俺、元の世界に戻れるのかな？）
急に焦りが出てきた。
今まで軽い感じで見てたけど結構今の状況ってヤバくない？
だってなんでココにきたのか意味わかんねぇし、そもそもココから出られるなんて保証もないじゃんか。
俺がそんなことを考えて不安になっていると見透かしたように綾音がしゃべり始めた。
「そうか、カオル君はなんでここにきたのかまだ知らなかったね。」
そう言うと綾音は真剣な目で俺を見つめ。
「いい？今から言うことはとても重要だからちゃんと覚えてね。」
俺は今更ながらのどがカラカラになってきた。
―ドクン―ドクン―
心臓の音がやけに大きく聞こえる。
そして綾音の口が開いた。
「今のままじゃ君は元の世界に戻れないの。じゃぁどうすれば戻れるのか。」
そこで一回間を作り。
あれ？やけに間が長いな･･･。
まだなのか？
そろそろいんじゃねぇの？
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えっと文章が長くなってしまったので２部編成にしました。
後編へGO！ｗｗ
手間取らせてすいません。
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