メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
ヒコナエ
ワールド:
なつめ

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創作物語

battleload!! 第六話「仲間」 日付:2010.01.28 23:00 表示回数:412

永遠「龍神!!」

龍神「・・・くんなって言っただろ!!」

永遠「そう言うなよ。何かあったんだろ?聞かせてみろよ」

龍神「うるせぇ!!何もねぇって言ってんだろ!!」

永遠「・・・」

永遠は無言でクルミと共に龍神の隣に座った。

永遠「龍神・・・俺たちは仲間だ。仲間に隠し事をするのか?・・・いいから聞かせてくれよ」

龍神「・・・」

観念したのか、龍神はしゃべりだした。

龍神「実は・・・口調も変えていた。僕は自分のことを「俺」なんて言わない。いままでみんなに見せていたのは全てうその表情だったんだ」

永遠「・・・詳しく聴かせてくれないか?」

龍神「・・・僕、海賊見習いの中で一番弱かったんだ。だから、いつもみんなにいじめられてた。そいつらを見返したくて、僕は強がるようになった。でも今思えばそんなの一時しのぎにすぎない。僕は、友達にも、親にもウソをついて、旅に出たんだ。旅から帰れば、みんなも認めてくれると思って・・・」

永遠「・・・そっか。でも龍神、お前が強がっていて、実は弱かった。なんて告白して、俺たちの仲間が笑ったり、お前をいじめたりすると思うか?」

龍神「思うよ!僕はいっつもそうやっていじめを受けてきた!だから、誰も信じられない!!」

そういう龍神の目は少し潤んでいた。

永遠「とにかく、あいつらの元に戻って、真実を話そう。お前の口から。いくぞ、クルミ」

クルミ「キュッ」

永遠「ほら、いくぞ龍神」

龍神「・・・うん」



柏瀬「あ、永遠君と龍神君~。お帰り~^^」

kyousa「お帰りなさい!待ってましたよ!」

権「やっと来たな、待ちくたびれたぞ」

永遠「ああ、お待たせ。・・・ほら龍神」

龍神「・・・みんな、今まで冷たく当たって、本当にごめん。僕には何の力もないんだ。永遠君が察した通り・・・」

kyousa「そんなのどうでもいいんだよ!」

龍神「え・・?」

kyousa「大事なのは強さじゃなくて、いくらつまずいても諦めない心だと思うよ」

柏瀬「それに、龍神君はこれでみんなに打ち解けたんだから、もう何も気にする必要はないんだよ~☆」

権「・・・その通りだ。お前は俺達の仲間だろ」

龍神「みんな・・・」

永遠「ほら、言っただろ?誰もお前のことを馬鹿になんてしない。これが、本当の仲間だよ」

龍神「・・・ありがとう!これからもよろしくね!!」

ラン「永遠君っ!!お取り込み中悪いけど、緊急連絡よ!」

永遠「!?どうした、ラン!?」

ラン「今、ハインズ様から連絡があって、全員ペリオンの戦士の殿堂に集まれ、重大な話がある・・・だって!!」

永遠「戦士の殿堂・・・重大な話・・?きっと、宝玉のことだ!みんな、ペリオンに急ぐぞ!」

権「おう!」

kyousa、龍神「うん!」

ラン、柏瀬「了解!」

                        第七話へ続く!


ふう、第七話では二次転職を予定!お楽しみに☆

それでは、またお会いしましょう(* ̄∀ ̄)ノシ

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