メイプルストーリー

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キャラクター名:
katyuas
ワールド:
なつめ

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創作物語

私とキノコのティータイム 第九章 日付:2010.03.23 23:12 表示回数:487

エリニアからタクシーに乗りカニングシティに着いた私達。そこは壁には落書き、周りの人達もなにか様子がおかしな感じだった。
「僕も初めてカニングシティは始めてだけど、なんか怖いよ・・・。」
マシュルもなんだか不安そう、私も気をつけよう。
私たちが歩いていると、女の子が男たちに囲まれていた。
「おいおい、ちょっと付き合えよ~。」
「俺たちといいことしようぜ~。」
女の子が怯えている。助けないと!
そう思ったときだった。
「あなたたち!何してるの!」
私たちより先に一人の女の子が男たちの前に立ちふさがった。
「おぉ。姉ちゃんも俺の好みだ。一緒に来いよ~。」
男たちが近づいてくる。私は剣を構えた。
「汚らわしい!これでも食らいなさい!!」
女の子は杖を取り出し、振りかざすと杖の先から火の玉が飛んだ。
その火の玉は男たちに向かって飛んでいきかすめた。
「次は外さないわよ?」
「・・・チッ!ずらかるぞ!」
「お、覚えてろよ~!!」
男たちは一目散に逃げ出した。あの子は魔法使いなの?
「ふぅ。もう大丈夫よ♪」
「あ、ありがとうございます!あなたはシグナス騎士団の方ですか?」
よく見ると魔法使いの女の子の胸には勲章が身につけられていた。
「そうよ。私はフレイムウィザードのアリサ。でもなんで?」
アリサと名乗ったその子は女の子に問いかける。まさかこの子が噂で聞いた・・・。
「実は私の妹が黒豹という盗賊ギルドに捕まってしまって・・・。それでカニングにいるって聞いて、そのときにさっきの男たちに・・・。あいつらも黒豹の一味なんです。」
それって誘拐?大変な事件じゃない!?
「黒豹・・・。許せないわね!大丈夫。妹さんは私たちで助けるわ♪ねっ?」
そういうとアリサは私のほうを向いた。気づいてたんだ・・・。
「本当ですか!?やっぱりシグナス騎士団はみんなの味方なんですね♪」
女の子は嬉しそうに私たちを見ている。こりゃ断れるわけ無いよね。
「そうと決まったら黒豹のアジトを探すわよ!あなたの名前は?」
「私はリナ。あなたは・・・アリサさんだっけ?」
「そうよ。あ、私のことはアリサって呼んで?リナ、よろしくね♪」
私たちは強く握手を交わした。
「まずはアジトの情報を探さなきゃ。とりあえず聞き込みに行きましょ?」
私とアリサはカニングシティの街の中へと向かった。

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