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創作物語

月光のアゲハ蝶  第35話 「最強の銃師誕生!」 日付:2010.03.26 17:52 表示回数:707

「か、か、カイリン様!なんでこんな所にいるんですか!」
俺たち3人は空き家で追ってきた警察から隠れていた。そこで見つかりそうになったところでカイリン様が来た。
「ここはまずいから詳細は後だっ!ちょっとあたしに掴まりな!ノーチラスまで一直線でいくよ!」
いきなりの事で3人は吃驚したが、今の状況ではつかまるのでここはカイリン様と一緒にノーチラスに行った方が安全だろう。と察知したのかカイリン様の手を掴んだ。

「おい!龍魂!月光!どこにいるんだ!もう逃げられないぞ!」
警察が呼んでいるが気にしない。
「いくよ!」
と言うとカイリン様と一緒に俺たちは空を飛んでいる感覚になった。
そしてあっという間にノーチラスとかいう場所についた。

「ふぅー危機一髪、あんたらあたしに感謝するんだね!」
この場所は何故か懐かしい感じがする。なぜなのかは分からないが・・・
そんな事より、この女、どこかで見たことがある。
「カイリン様!なんで俺達を助けたんですか?」
ポテチ王子が不思議そうに聞く。確かにそうだ。なぜ僕らを助けたのか。それは気になるところだ。

「何を言ってるんだい?あたしが助けて当然じゃないのかい?」
しかし彼女はなんで?という表情をしている。
「何をって・・・」
「あたしはこの月光の母親なんだよ。そういえば言ってなかったねぇ」
女が言った瞬間三人は吹き出してしまった。

・・・・・・俺がこの女の子供だと?冗談じゃない。

「な、何言ってるんだあんた!俺の父さんと母さんは・・・」
父さんと母さんの顔を思い出そうとしたのだが、思い出せない。それどころかこの女の顔が浮かび上がってくる。
「ほーら言えんだろ?月光は記憶を無くさせられたのさ。」
・・・記憶を無くさせられた?俺が?

そういえば俺は気がついたらヘネシスにいた。それまでの事は何も覚えていない。もちろん自分の名前も、思い出も親も・・・・・・
しかし、自分の名前・・・月光はなぜか口にでてしまった。
「大丈夫さ、あんたはこれを持てば少しは思い出す。ほらよ!」
カイリン様・・・・・・母は俺になにか変な形をした物を俺に渡した。

「カイリン様。月光に銃なんて持たせてどうするんですか?」
雷花が疑問を持ちながら聞く。
「今に分かるさ。ほら、月光それを撃ってみな」
撃ってみな。と言われたってよ、これをどうやって撃つかも分からないのに・・・・・・

パンッ!!!

「きゃっ!」
雷花が驚いて転んでいる。
「おいおい銃弾が見えなかったぞ。」
ポテチ王子も唖然とした表情で見ている。
しかし、なぜ俺は撃てたんだ?

「月光。あんたは一時的に記憶を忘れているだけ、行動をもう一回すれば思い出すことができる。貴方の父親はねホークアイっていうんだ。覚えているかい?」
カイリン様は小さな声で、あのカス親父だよ。とつぶやいた。
「えええええ。月光君はカイリン様とホークアイさんの子なんですか!めちゃくちゃ凄いじゃないですか。」

凄いのか凄くないかは分からないが、ホークアイという男は覚えている。あの黄色い髪の人だったような。
「私たちはあなたを最強の銃師に育てたかった・・・まぁこれで最強銃師の誕生ね」
「ちょっとまったぁー!」
雷花が鋭い突っ込みをいれる。まぁいつもボケ役なので、珍しい。
「なんだい?」

「月光君はもうヒーローに転職してるんじゃないんですか?だから銃なんてもう転職できないんじゃ・・・」
「それが出来るのさ。まぁ詳しくは後で説明する。月光ちょっとこっちきな」
俺はカイリンに連れられ一つの部屋に行った。もちろん二人きり

「・・・あんたにこれを授ける」
カイリン様が俺に渡したものは紅葉マークをした銃だった。
「これは?」
「これは私達転職教官にしか配られない最強の武器。あんたには使いやすいと思う」
最強の武器・・・それを聞いただけで俺は鳥肌がたった。こんなの俺が持ってていいのか。

「行くよ。あんたはこれから銃の道を歩いていく。」

そう言った時に俺は意識を失った。







☆あとがき☆

少しお知らせがあります。
えっと、なんとなく自分のブログ作ってみましたw

まぁここに張っとくんで感想あったらここに書いてくださいな。荒らしはご遠慮ください

http://ryuukonn.blog6.fc2.com/

では!これからも宜しくお願いします。





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