メイプルストーリー

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キャラクター名:
katyuas
ワールド:
なつめ

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創作物語

私とキノコのティータイム 第十章 日付:2010.03.28 22:39 表示回数:494

「ここがやつらのアジトね?」
街の人からの情報でカニングの地下にある黒豹のアジトにたどり着いた私たち。妹さんが無事ならいいんだけど・・・。
「ん?なんだお前ら?」
アジトの中には一人の男、というより私たちより少し年上ぐらいの青年がいた。
「あんただけ?ってことは黒豹のリーダーね?誘拐なんてタチの悪いことして、さあ!妹さんを返しなさい!!」
アリサは杖を構えた。もちろん私もいつでも戦えるように剣を構える。
「誘拐?なんの話だ?俺たちは確かに盗賊ばかりのギルドだが、盗むのは汚いやりかたで金儲けしたやつらからメルを奪ってそれを貧しいやつらに渡す、それだけだ。誘拐なんて卑劣なことするかよ。」
なんだかわからないけど嘘を言ってるようにはみえない。
「それにお前らシグナス騎士団だろ?だったら俺もさ。」
彼はそう言って着ていた上着をめくると裏側にある勲章を見せた。
「それもどうせ盗んだものなんでしょ?簡単に信じるわけ無いじゃない。」
アリサは信用してないみたい。でも彼も悪い人には見えないし・・・。
「何をしてるの!?早くそいつを倒しなさい!!!」
突然後ろから声が聞こえた。振り向くとそこにはあのときの女の子がいた。
「危ない!!」
彼はとっさに女の子に向かって何かを投げた。これは・・・手裏剣?
「・・・ふふふ。ここでシグナス騎士団の同士討ちになれば我らの邪魔者が減ったのに。」
何を言ってるの?なんだか話しが見えなくなってきた。
「あなたたちもあんなことで騙されるなんて、人間もおろかね。あんなの嘘に決まってるじゃない?あの時いた男たちも私の作った幻だったのよ。」
女の子は不適に笑いながら私たちに言った。
「どういうことなの?あなたは何者!?」
アリサは困惑気味に問いかける。
「いいわ。この際だから教えてあげる・・・。私の本当の姿をね!!!」
そういうと彼女の背中から羽が生え、モンスターの姿に変化した。
「ふふふ、私はハーピー。あなたたちごときに私の出る幕じゃないわ。行きなさい!」
そういうと無数のコウモリたちが現れた。
「こうなったらやるしかない。お前ら!いくぞ!!」
彼は手裏剣を構えた。
私たちをだましたハーピー・・・許さない!!!

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