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第1章:忍び寄る黒い影
創作物語『天空の誓い』第6話 招かれざる来訪者 前編 ~しょうた・ゆり編~
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いつも以上に空に近いせいだろうか・・・。太陽がいつも以上に輝いて見える。
俺は今、空を飛ぶ船。そう、飛行船に乗っている。
俺が修行をしていた町エレヴは、中に浮いている神聖なる土地だ。
そのため、下界にいくためには飛行船を使わざるを得ないのだ。
こんなところから落ちたらひとたまりもないのだろう。俺はそう思った。
彼女も、そんなことを思っているのだろうか。
「座っていろ」といわれているにもかかわらず、
船から乗り上げて下界に広がる海を見渡している。
俺もこのまま静かに座ってボーっとしていようか。
そんなことを考えながらうとうとし始めたときだった。
『なぁなぁ、見習い騎士団員かい?』
気さくなピヨが俺たちに話しかけてきた。
・・・いい加減、ピヨ族も慣れてきたらしい。
今では、何の違和感も感じずに話すことができる。
『あぁ、そうさ。今はまだ強くないけど、
修行を重ねてこの世界の平和を守ってやるんだ』
『そっかぁ。がんばってね!』
『応援してくれてありがとな』
ピヨ族にも個性があるらしい。決して、口に出してはいけないが
こんなにもやさしくて、頼りがいのあるピヨもいれば、
あのおぞましい鬼教官みたいな、ひどい性格のピヨもいる。
こんなピヨばかりだったらいいのに。俺は皮肉に思った。
気さくなピヨと楽しいおしゃべりを続けていてなかなか気づかなかったが、
いつの間にか雲行きが怪しくなってきていた。
雷鳴がゴロゴロと激しくなっている。いやな予感がした。
ただの夕立だといいのだが。すぐ頭の上で「ゴロゴロ」と音がなっている。
そんな時だった。
「バーン!!」
雷鳴が飛行船のすぐ横に落ちた!
『うわぁっ!!』
思わず俺は悲鳴を上げた。このままじゃ、この船にも落雷が当たって
悲劇的な運命を迎えることになってしまう!
早く対処法を見つけなければ・・・
そう、焦っているときだった。
「バーン!!!!」
『まさか・・・』
絶望的な景色を覚悟しながら、俺は上を見上げた
「ピシッ、ピシピシピシ!!」
飛行船の浮遊力の元、浮遊石に雷が当たってひびが入っているではないか!
『うわわわわわぁぁー!』
ピヨもこんなことは初めてなのだろうか。大慌てしている。
・・・って、こんな詮索をしている場合じゃない!
『このままエリニアステーションでも、そこらへんの森でもいいから、
ともかく陸地に突っ込むぞ!!』
俺は、大声を上げた!
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ー作者あとがきー
友いわく、オリジナリティーにかけるそうなので
メイプルストーリー本来のストーリーから大幅に脱線して
想像80%の物語を作ることにしましたw
えっ?100%じゃないのかって?
気にしない♪気にしない♪(ォィ!
さてさて彼らは陸地にたどり着くことができるのでしょうか?
次回作をご期待ください~
ー前回の内容ー
創作物語『天空の誓い』第5話 偏屈者ヘンテルなんて嫌いだぁ!!後編 ~ツルギ編~
http://maplestory.nexon.co.jp/community/bbs/view.asp?sn=266637
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