陰と陽が混ざり破滅の力を呼ぶのは神同士だけではない
庶民が混じれば家庭が崩壊し、軍が混じれば国が破滅する
この事は架空の話でない事を約束しよう…何故なら私もかつて体現した者だから…
　　　　　　　　　　　　　　　　混沌の教典第2章より

人間界へと旅立ったエターナル、だがそこで見たものは悲惨なものだった…

そこには火の手が絶えず上がり、まさに火の海と化していた…

更には血肉が散らばっており、善の人が点々としか見えなかった…

エターナル:なんて酷いんだ…一刻も早く争いを鎮めなくては!……ん？
　　　　　　何処からか助けを求める声が聞こえる…!

エターナルは瓦礫を退かし、声が聞こえる方に掘り進めていった…　すると

エターナル:生存者だ!!まだ息はある…!しっかりしろ!

村人:……ぅぅ…

何処からか落下音が聞こえる…ヒューーーー…ゥ　炸裂した音が聞こえた…

それはエターナルのすぐ傍で…

エターナル:ぐぅ…　ッ！大丈夫か?!…おいしっかりしろ!

だがもう村人の息は無くなっていた…

エターナル:俺は…目の前にある命すら救えない…

額から血が滴る　その刹那今度は矢が雨のように降り注ぐ

エターナル:お前らが原因か…

エターナルの眼の色が変わった

気がついたのは何分いや何時間後だろうか…目が覚めたら目の前には血の海しかなかった

そして火の海もいつの間にか、なくなっていた

自分が殺した事に気が付くのは数秒の事だった

エターナル:…ッ!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー!

この話はフィクションです

あとがき
随分更新遅れてしまいスイマセンでした＾＾；
多分この後もこんな調子で更新していくと思いますがご了承くださいｗ

次回予告をちょこっとｗ
エターナルは自分の覚醒を制御するためにある人に会う決心をする
その人は陽の陣営では有名な天女で…？

では、また次回作も読んで下さいｗ