-裏ー
「はぁはぁ・・・・」
コウたちとの激戦を終え、風香が帰ってきた
みんなどこへ行ったのかアジトには誰もいなかった
風:「あたしとしたことが・・・・・何で油断しちゃったんだろう・・・・・」
怪我をした右腕を押さえながらそう呟いた
風:(あのとき・・・・)
瞼に浮かぶのは初心者でなんの力もない、コウがマノに挑む姿だった
風香には剣が何らかの力を受け光輝いてるように見えた
風:「目を逸らせなかったなんて・・・・・・・・
コウ・・・・なんだか不思議な力を持つ少年だなぁ・・・・・」
とそこに龍が帰ってきた
風:「あら、どこ行ってたの?まぁ、どこでもいいか・・・・・」
龍は何も言わずスッ、っと風香の腕を掴んだ
風:「ちょ・・・・・何するの?」
龍:「消毒」
掴んだ腕は右腕、怪我をしてる方だった
風:「フフッ・・・・・よく分かったわねぇ~
あたしが怪我してるなんて」
龍:「当たり前だ」
つぅー、っと消毒液がしみる
どこから持ってきたか、包帯を取り出し巻き始めた
龍:「俺たちには水面の鏡があるんだ
ずっとそこから様子を見てりゃ分かる」
風:「そっか・・・・・・」
あんな情けない姿を見られていたと知るとさすがに恥ずかしい
龍:「まぁ」
ガタッ、イスから立ち上がる
龍:「鏡なんてなくても分かるさ」
風:「え?」
スタスタ~、っとすぐアジトを出て行った
その後にちなみとももっちの聖魔仲間が来た
その2人の話によると、
ち:「さっき龍とすれ違ったんだけどちょっと取り乱してたって感じかなぁ」
も:「そぅそぅ、顔赤らめて早歩きで行っちゃうんだから一瞬誰かと思ったょ」
風:「へぇ~、そうだったんだ
あたし別に何もしてないのになぁ~・・・」
ち:「ここで何してたの?」
風:「別にたいしたことないよ
あたしが怪我してたから手当てしてもらってたの」
も:「りゅ、龍に!?
そのとき何か言ってた?」
風:「ん~とね、あたしの様子が鏡がなくても分かるって言ってたよ」
ち:「そ、それってもしかして・・・・!!!」
風:「そんなにあたしってバレやすい仔なのかなぁ~」
も:(この仔ド天然だから気付いてない・・・)
~~~あとがき~~~
最近アラーム鳴ってもすぐ起きられない~
瑠奈です、ヽ(。ゝω・)ノ☆;:*おはよう*:;☆
今回ゎ微妙に恋愛系(?)の話にしてみましたっ!!
以外と書くの難しいとぃぅヵ何と言うか・・・・・
長くなっちゃったヶどそこはご了承くだs(( 次回「ヘネシス」
|