メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
o時計屋さんo
ワールド:
ぷらむ

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創作物語

STY 3話 日付:2010.06.17 16:46 表示回数:474

モンスターカーニバルにやって来た3人組み。

佐藤と田中と山本は、唯一の経験者、佐藤の指示の下、とりあえず対戦相手を探すことにしたのだが・・・

「とりあえず俺たちは同じチームでやりたいから、対戦相手も3人一組の相手がいいな。」

さっそく対戦相手を探す佐藤。しかしそれに対して、残りの2人は、

「ちょい待ち」
「ちょっと待ってください」

佐藤の行動に待ったをかける。

「な、なんだよ、まだ何か文句があるのか?」

佐藤は先ほどの知ったかぶりがバレたゆえ、どうにも歯切れが悪い。

「いや、始める前にルールがしりたい」
「どんな感じでやるのか教えてください」

どうやら田中と山本は、とりあえず先にルールがしりたいようだ。

しかし、それに対して佐藤は

「あ~、そっか、まぁ、とりあえずやってみないか?百聞は一見にしかずだぜ?」

と、二人の要望を聞き流す。

「あやしぃな」
「胡散臭いです」

もはや佐藤には信用の信の字も無しである。

「あっ!!あそこに遺伝子レベルの知り合いがっ!ちょっと挨拶してくる!」

そう言い残し、突然前方の人物のもとへ走りよる佐藤、しかしその手にはしっかりと見える、メモとペン。

しばらくして戻ってきた佐藤の自信に満ちた顔。

田中と山本の潰れたゴキブリを見る目。
「やぁおまたせ!ルールの話しだっけか?なんでも聞いてくれ!」

「そのメモを見せろ」
「ちゃんとルールはメモできたんですか?」

佐藤はしばらく空を眺め、大きく息を吐き出して、満面の笑顔でメモを二人に差し出して。

「すまん!実は俺もルールわからないんだ!」

ゴン! ドスっ!

田中からゲンコツ
山本からボディーブローをもらい、悶絶する佐藤


はたして、ギルド「三つ巴」の仲良し3人組は、無事にモンスターカーニバルをすることが出来るのか?



未来に不安しか残さぬまま、今日も3人はゆく。


つづく


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