メイプルストーリー

おしゃべり広場

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o時計屋さんo
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ぷらむ

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創作物語

STY 5話 日付:2010.06.19 16:52 表示回数:472

『一番強い奴がロムバートを狩る』

佐藤と田中と山本が現在睨みあっている理由がここにある。
やっとの思いで、モンスターカーニバル初戦を迎えることができた3人。
だが、佐藤の至極真っ当なアドバイスが
3人のチームワークを乱す。

ロムバートのもとに「一番強い」と自覚した3人のプライドがぶつかり合う

「おいおいおいwどう考えても俺が一番強いだろ!レベル的にも!」
と、佐藤は田中と山本を睨みながら言う。

「まてまてまてw強さ=レベルじゃないだろ!お前はレベルは高いがヘタだ!ここは一番戦闘のセンスのある俺が一番強いだろ。」

「えwいやだなw田中さん、レベルがあろうがテクがあろうが、優秀なスキルには敵わないでしょw?鈍足戦士と軟弱弓使いは引っ込んでてくださいよw」

田中も山本も言いたい放題である。

困ったことにこの3人、レベルも職業もバラバラではあるが、火力がほとんど同じなので、明確な強さのヒエラルキーが決まっていない。

つまり

それぞれが「3人の中じゃ自分が一番」と思っているのである。

「おいこら誰が鈍足戦士だ山本、俺の本気は光より高速だ」
「なんだとヘタレ盗賊が、俺が本気出せばデコピンでダイヤモンドを砕くぞ」

山本の侮辱に、当然食ってかかる佐藤と田中であるが、その間にも対戦はつづく。
ちゃくちゃくとポイントを溜める相手チーム、迫るタイムリミット
しかしそれに気がつく彼らではない。

「山本、お前偉そうにスキルがどうのこうの言う前に手裏剣買えよ、みかんで敵が倒せるかっ!!あ!?酸か?酸による攻撃なのか?皮で目つぶしでもしてろっ!」

田中が山本に突っかかる

「なっ・・!技が使えればいいんですよ!しょうがないでしょ!手裏剣高いんですよ!」

山本は赤面しながら手元のみかんを隠す。

「やれやれwガキの喧嘩に付き合ってられないぜ、ほら、仲良くロボット狩ってろよ」

佐藤は青筋を立てながらも大人ぶった態度をとるが

「黙れ鈍足」
「黙れ鈍足」

「光より速いっつってんだろ」

と、佐藤がキレたその時

~~LOSS~~

「え?」
「ん?」
「あれ?」

鳴り響く敗北のメロディ

「お、おつかれさまでした・・・・あの。。。色々どんまいです」

もう関わりたくないという声を必死で隠している声の挨拶

ギルド「三つ巴」の3人の初戦内容は

終始口論

で幕を閉じたのであった。

はたして、彼らが無事に勝利を収める日は訪れるのか!
はてしない不安しか残さぬまま、三つ巴の3人は今日も行く!

つづく


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