―――――――――――――――――リエン消滅
この報せは瞬く間に世界中の大陸を駆け巡った
――――――英雄の復活との関連性
――――――暗黒の魔法使いの暗躍
様々な憶測が島を越えて飛び交った
その翌月――――――――――
『ビクトリアアイランド及びその周辺の島々に於ける安全保障会議』
「……え~、オホン…それではビクトリアアイランド及びその周辺の…」
「前置きはいいでしょうガガさん、緊急ですから」
眉間に深いしわのよった初老の男がガガ呼ばれた中年の男を制止した
「…そうですね、ではまずお手元の資料をご確認ください」
「先日リエン周辺で確認された怪物の最新映像です」
「写真とは…さすがルディブリアムと言ったところか」
大きな羽飾りをつけた長髪の男が大儀そうにに言った
「確かに写っとるのォ…大きィ大きィ」
全身に獣のような毛の生えた異種族の老人がさも愉快そうに笑った
「そう楽観できませんよ、タタモさん」
先程の初老の男が口を挟む
「問題はこの怪物の目的によっては衝突は避けられないということです」
一同に沈黙の波が広がった
その沈黙を破ったのは列席の最後に座っている青年だった
―――――――――「こりゃぁ、願ってもねぇ」
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皆さん、お久しぶりです
久しぶり過ぎて展開を忘れてしまった方が大半だと思います
そしてそもそもこの創作物語自体知らない方がさらに大半だと思います
というかそれは別に時間の流れのせいでは無いというのが大半だと思います(謎
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