「では、僕はこれで失礼します。あなたたちはこの出身ではないでしょう?ではこの家でゆっくりしていってください」
そう言ってシィンは出て行った。
シィンの家は本棚に本がビッシリ詰まってあった。
それは全て研究の本。
机上にあるノートは鉛筆で全てが埋まっている。
すごいな・・・この人。
「俺はここで本を読んでいる。お前はハインズ様にでも会いに行けばどうだ?」
僕は軽く頷く。
ついでにナイトkの様子も・・・。
ナイトkの病室に着く。
「やぁ、龍神k。そういえば『シィン』っていう人を知っているかい?」
あれ、どうしてナイトkが知っているんだろう。
「うん・・・。もしかしてここにもきた?」
ナイトkは頷く。
もしかして仲間って気付いたのかな?
しばらく一緒にいると聖炎がこちらに来た。
「おいナイト!お前明日で退院できるそうだ」
え?
「そんなはずはないよね?え・・・嬉しいよ!!」
これほど嬉しいことはなかった。
僕もうっすら笑顔を浮かべていた。
「いこう。ハインズ様のところに」
ナイトkが立ち上がる。
でも聖炎ってこんなに表だすっけ?
多分うれしかったんだな。うん。
外にでる。
「なぁ、それにしても本当に明日退院とはな~」
と、聖炎。
「いつかはこんな幸運な日が訪れると思ったよ」
魔法図書館に着く、っていうか僕はなすことが・・・
「扉があかない・・・」
「はぁ?」
本当にあかなかった。なんでだろう・・・。
「ついてないな・・・やっぱり」
ナイトkは肩をガックリ落とす。
いや、明日もあるってw
「レンタルしとけばよかったな・・・」
なに?レンタルって鍵を?
アハハハ(棒読み)
「さぁ、帰ろうか」
聖炎が号令を出す。
「ってか僕って外でてていいの?まだ明日なんだし・・・」
「たっくよ~。別にいいじゃないか」
確かにそうだね・・・。
あれ?扉が開いてる・・・。
「あれ?開いてない?」
僕は思わず口にする。
付け加えるように
「いこう」
僕は魔法図書館の中に入った。
それは、神殿のような綺麗な場所だった。
あとがき
今日は長文に挑戦
ハインズ様は留守だったのかな?
次回をお楽しみに><
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