メイプルストーリー

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キャラクター名:
ainena
ワールド:
みずき

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創作物語

復讐の双剣 第十四話 日付:2011.05.03 11:17 表示回数:616

日「ainenaさん!!」

呼びかけても反応はない。
死んではいないようだが、意識はないようだ。

日「っく…!!」

周りを見ても、夜那や真に攻撃をされて倒れた皆の姿が…

日「…僕に何ができるんだっ…!」
ク「おとなしくしてることじゃないのぉ?」
日「…」

自分では何もできないのか…、己の無力を呪った…
何故こういうときに何もできないの?自分は皆と戦えないの?

どうして?



どうして僕には力が無いの?

ク「あれ?諦めちゃったの?…つまんなぁい」

クシャンは溜息をついて、刀を日向に向ける。
一気にクシャンは日向に近づき、首筋に刀を当てる。
ヒヤリ とした刀の冷たい刀身が首に当たる。

ク「…ホントに諦めちゃっていいのかなぁ?坊や」
日「…」
ク「ねぇ、殺しちゃうよ?皆も助からないよ?良いの?」
日「…っ」

少し反応をした日向だがうごこうとしない。
クシャンはもう一度深い溜息をついて、刀を引こうとした。

その時

?「ファイアストライク!!」

ク「!?」

希「そこまでだよっ!!」
黒「皆から離れろ!!」
獣「早く離れろよ…」

どうやらこの8人が応援に駆けつけてくれた人々らしい。
希亜、ディアル使い、砂クジラァ、獣使いアビス、黒夜叉、ALはるLA、mahoginn、
みぃ助。

日「皆さん…」
砂「日向ぁ!お前何諦めとんのや!」
希「諦めたらそこで立ち止まっちゃうから!!」
日「…ぅ」

ク「…なんなのよ」

クシャンが呟いた瞬間、

?「クシャン…あれだけの大口をたたいておいてまだ終わっていなかったのかブヒぃ…」
ク「今日は…ついてなかったか…なぁに?帝王、我慢できなくなっちゃた?」

帝王と呼ばれたその人物。
良く見れば…

日「…?僕と同じくらい?」

日向も、きゅうりや温泉達より年下だし(たぶん…)背も低い。
その日向と同じか、それより下かくらいの少年がそこには居たのだ。

帝「…?こんな餓鬼に手間取っていたのかブヒ?」
ク「違うこいつじゃない、それに手間取っても居ない」
帝「…じゃぁ、何故終わっていない」
ク「それは…」

口ごもるクシャン。
帝王はそんなクシャンを見下して、

帝「まさかとは思うが…殺せなかったとは言わないだろうな」
ク「…なわけないでしょ!?今までどれだけも人をやってきたと思ってんの!?」

急に取り乱し始めるクシャン。
帝王は、声を荒げたクシャンに向かって武器を構えて

帝「もう要らない、お前は必要ない」

日向は一瞬何が起きたか解らなかった。
自分の前に広がる、赤。
そう、赤。

日「ぇ…?」

そして    ドサッ

何かが倒れた

日向の足元には赤い液体が

赤い液体が流れ出している傷は

クシャンのものだった


帝「フンッ…役立たずだブヒィ~ィ」





続く

ん?帝王出てきましたけど?
あれ?クシャンが死んじゃった?
え?えぇぇぇ?考えてたのと違ってきたぞ…これ

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