メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
イカ飯ソーダ
ワールド:
つばき

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創作物語

とある旅人の手記 page.1 「街道」 日付:2011.09.03 22:53 表示回数:392

この作品は自作【とある傭兵の手記】と設定等を共有しております。
今作と併せて読む事で、世界観等を深く知り、楽しめる「かも」しれません。

◆◆◆

メイプルアイランド・・・
膨大な面積を持つビクトリア大陸の隣に浮かぶ、とても小さき島である。
小さき島には二つの村があるだけであり、決して活気あるものとは言えない。
しかし、凶暴な魔物も居なければ、食料に困っているわけでもない。
この島の住民達は皆公平に、皆が幸せに、素朴ながらも力強く生きていた。

そして、そんな島の上に若者が一人。
アムホスト村からサウスペリ村へと向かう、土砂の道をただ無言で進んでいる。
たまに懐からクッキーを取り出して食べたりもするが、それでもずっと無言だ。

さて、これはこの若者の人生を綴った一つの、小さな物語である。

「・・・今日も、天気がいいなあ」
そうやって、のんきなことを一人呟きながら道を行く、この若者は旅人である。
名前はアルフレート、茶髪で行動的な、14歳の男性だ。
上には開放的な布のシャツを着、下には裾の長い丈夫なズボンを穿いていた。
ベルトには小さな麻袋が二つと、鈍く光るロングソードがぶら下がっている。
そして、背にはいかにも丈夫そうな皮のリュックを背負っている。

彼がここを歩いているのには、ある目的があった。
失踪した父をこの、小さな故郷から抜け出し、探す為だ。

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