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創作物語

レジスタンス 第2話「作戦会議 後編」 ※転載ver 日付:2011.09.12 19:50 表示回数:348

さらに数時間後。
「よし、これで全員だな?」
倉庫の中には、30~40名ほどの職員と、20~30名ほどの警備兵が捕獲されていた。
「へえ、けっこういるもんだな」
すこし感心した様子のヤブウチ副隊長がつぶやく。
「まあいい。 じゃ、話を聞こうか」
リーダーがメンバーに告げ、職員達への質問が始まった。
「おい、この中にヘブンを動かせる奴、またはメンテナンスが出来る奴はいるか?」
リーダーが職員長らしき人物に問う。
「……ああ、一応」
「ならよかった」
リーダーはニヤッと笑う。
「んじゃ、ここの職員、全員俺達の捕虜にさせていただく」
「!?」
その言葉に、その場にいる誰もが沈黙した。
「……なるほど」
サカイ副隊長はリーダーの考えを理解し、リーダー同様にニヤッと笑った。
「じゃ、そういうことで、はいはいヘブンに乗った乗った~」
リーダーが職員達を誘導する。
その言葉に抵抗する事も出来ず、職員達は次々とヘブンに乗り込んでいく。
「あーそうだ、通信機は全部回収させていただく」
「……ちっ」
「当たり前じゃねえか。 それで俺達の居場所がばれたら元も子もないだろ?」
「…………」
職員長の最後の抵抗もむなしく、職員達は全員ヘブンに乗り込んだ。
「これでよし……っと」
最後の確認を済ませ、レジスタンスたちもヘブンに乗り込んだ。

「でもよ、なんで職員全員を捕虜にしたんだ? 少人数でもよかったんじゃ…」
ヤブウチ副隊長がリーダーに問いただす。
「メンバーは多いほど戦力になるしな」
「でもよ、中には反逆を考える輩もいるんじゃ……」
「まあいいじゃねえか。 なんとか説得して、仲間に取り込もうぜ」
「……あんたって人は…」
ヤブウチ副隊長も、さすがにあきれた。

「よし、今日はここで休むか」
「…よりによって敵の基地の中かよ…」
「まー、なんせ今は夜中だしな」
職員達を誘導した後、レジスタンスは工場内の物資や様々な計画書を回収して回り、
それらをすべてヘブンに積み込んだ。
「これで当面は食料に困らなくなった」
ニヤッと笑うリーダー。
その顔を見て、副隊長2人もあきれっぱなしだ。
「ま、今日はとにかく寝ようや、さすがに疲れた」
「……ま、そうしますか」

こうして、夜は更けていったーーーーーーーーーーーーーーー

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