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キャラクター名：: xちまぷるx
ワールド：: かえで

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創作物語	《ロムニア・ダウンフォール》　No.7	日付：2011.10.13 17:08	表示回数：552
銀色の刃は空を斬りまっすぐに男の首に突き刺さる血飛沫が空に舞う―。崩れ落ちていく男の血を隣で浴びながらドレス姿の女性はただ、呆然と、先刻まで生きていた男の死体を見つめていた。そして、ヒナは彼女の首に光る、宝石をふんだんに使われた見事な首飾りを見た。今回の依頼の首飾りだそれを知らせるためにウツギ・コダケン・ヤミマの方を振り返ったヒナが見たものはそれは窓に消え行くウツギの姿のみだった「・・・ちょっ」ヒナは驚いて目を見張るヤミマとコダケンはすでに窓から飛び降りたようだった《ターゲットが目の前にあるのに帰るな!!!》ヒナは首飾りをつけた女性、この屋敷の主人の方をふりかえり、駆け出したさすがに正気に戻った女主人は手で顔を覆い「・・・ぁ、やば」悲鳴をあげるこの静かな夜を劈くような悲鳴で満たすヒナは心の中で舌打ちをつき、彼女の首飾りに手をかけ、引きちぎったそしてすぐに回れ右をして、窓に向かって走り出す悲鳴を聞きつけて集まってきた兵の足音が聞こえる闇夜に松明と、刃のはじいた銀色の光がみえる金属のぶつかり合う音と、苦痛にうめく声が聞こえる鉄のような血の匂いがはなを衝いた－。
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