メイプルストーリー

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キャラクター名:
wスーちゃんw
ワールド:
かえで

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創作物語

『一人』と≪一人≫の物語 ―キノコ王国―③ 日付:2012.01.26 10:41 表示回数:466

二人はキノコ(仮)拠点をでてすぐ近くのキノコ平原にまで歩いて行った、キノコ平原はキノコ王国のすぐそばまでずっと平らな地形が続く草ムラの平原がつづいている…が、今はペペキングの使う魔術でイバラや謎のレンガで形成されたブロックや謎の緑の土管などで中々ファンタスティックな地形になっている。
 
『なんというか…なかなかおかしなところだよね…このレンガのブロックなんだろ…しかも…何だか無性に叩きたくなる、しかも頭から…』
 
スーはもじもじとレンガブロックを見ていたが己の無性の欲求に勝てずに空中に浮いているレンガブロックを頭からつっこんでみた、すぐに後悔した、たんこぶができた頭を涙目で摩りながら前を見ると、レンガブロックからニュッと赤斑点のキノコが出てきた。
 
≪も…もしかして…食べたいとか…おもってないよな…?≫
 
答えを聞く前にすでにスーはキノコにかじりついて影さんを見ていた、影さんは深いため息をついた…と思っていたらスーの身長が体型はそのままで伸び始めて等身が約2つ分増えていた、スーはそのまま乾いた笑いでハハハ…と笑った。
 
『でっ…でっかくなっちゃった…?』
≪何をしているんだ何を…とりあえずそのままで先に行くしかないな…≫
 
スーは先に進んでいくと何もない平原に石の小さな砦が見えた、砦も言っても本当に小さく、今の2.5等身伸びたスーの身長とそんなに大差ないくらいの大きさな砦で、そこにいる見張りもキノコの兵隊の中でも小さいスポア種が数名いるだけだった、スー達が近づくとスポア達がざわめき始め、スー達の前に群がり始める。
 
「おいおい!ここが俺たちスポア様の城(砦)だと知っての事か!?」
「ねェちゃんたちもけがする前に帰れってもんだ!」
「というか身長気持ち悪ッ!」
 
スポアはスー達に群がると攻撃を繰り出す、スポアの得意攻撃であるキノコの傘を使った頭突きで襲い掛かるが、ぽふぽふと音が鳴るだけで全くダメージがない、スー達のレベルの方が上らしくスポア達を一瞬で蹴散らしていく、乱れ飛ぶ手裏剣、吹っ飛んでいくスポア達、こうして反逆のスポア達の砦は陥落したのであった。
 
「ぐ、ぐふ…お、お前ら…この先のペペキング様に逆らうと…ぐふっ!」
「キノコ四天王の中でも俺等は最弱…ぐふっ!」
「私を倒しても第2、第3の私たちが襲い掛かるであろう…ぐふっ!」
「多分私は3人目だから…ぐふっ!」
≪なんちゅーか…よくしゃべる奴らなんだゼ…≫
 
砦を先に進むと、平原からキノコの城下町の門が現れる、今では壊滅」しており、キノコや人間では危険なキノコの胞子で浸食されていた、影さんは胞子の影響を受けないのだが、スーは生身の人間だから胞子の毒を受けてしまう、影さんはスーの体を気遣って門の前で静止させる、この先は何の対策もなしにいくのは危険そうだ。
 
≪この先はキノコの胞子の毒が危険すぎる…しかし俺はスーの影分身体だからスーがいないと何もできない…どうしたらいいのだろうゼ…?≫
『一度王国に戻ってみよう、正直期待が全く持てないのだが…もしかしたら何か対策があるのかもしれない、、一度もどってみようか?』
 
キノコの胞子の結界を破るために一度王様に対策を聞くために戻ろうとしたときに振り替えると、いつの間にか地面から緑色に光る土管が現れていた、分かりやすく近くには「キノコ王国へ」という看板もたっていた、二人とも土管を覗いてみるが中は暗くて良く見えなかった、スーはその土管をみるとやはりウズウズしていた。

≪やっぱ…入っちゃうのか…?≫
『…ダメ?』
≪もうその帽子…呪われてそうだよな…?≫
 
スーは土管にまたがってはいるとドゥンドゥンドゥンという軽快な音とともに土管に吸い込まれるように入っていった、影さんはそれをみてやっぱり溜息をつくと同じように入っていった、やはり軽快な音とともに吸い込まれていった。
 
 
 
スー達は結界を越すことができるのか!?
次回を待て!

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