メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
wスーちゃんw
ワールド:
かえで

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創作物語

『一人』と≪一人≫の物語 ―キノコ王国―④ 日付:2012.02.01 19:58 表示回数:460

キノコ王国の仮拠点の真ん中、ちょっとっした広場にドゥンドゥンドゥンという低重心の音とともに謎の緑の土管が現れた、それをはじめに見たのは兵士長のマッシュだった、他のキノコの兵士たちに調べさせたところ、中から埃だらけのスーと影さんが現れた、影さんはすでに呆れている顔ではぁ、とため息をついていた、スーは満足げな顔でテヘペロ☆と舌を出して可愛さで無理やり乗り切ろうとしていた。
 
『キノコの王様、ただいま!なんかたのしかった!』
≪なんかあの帽子をかぶってからなにかと気苦労が多くなった気がするゼ…≫
 
テンションの違う二人を見てキノコの王様は少し首(?)をかしげたが、キノコの王様はどうして帰ってきたのかと聞いた、二人は反逆したスポア達を倒したのと、キノコの胞子の結界で先に進めないというのを王様に進言した。
 
「ふむぅ、あのキノコには呪いの力があるから普通の人間ではそう簡単にははいれまいて…うむ、お二人にはあれを送ろう!大切につかってくれればいいぞ!」
 
キノコの王様は二人の前に「?」とおもいっきり書かれた黄色いブロックを3つ用意してくれた、それは町のはずれに浮いていたレンガブロックに似たようなものであり、いかにも頭でたたきたくなるような形状をしていた、さっそく約一名うずうずしている。
 
「この3つのブロックは儂からのアイテムが一つずつ入っておる、もし先に進めなくなったりピンチになったら迷わず使いなさい」
『有難う御座います!キノコの王様!』
 
二人は3つのブロックをぼおっと眺めてバッグの中に入れた、そして仮拠点を後にして、また緑の土管にはいり埃だらけになってキノコの結界まで戻ってきた、キノコの結界はまだ轟轟と胞子を出して人の侵入を阻害している。
 
『よぅし、今こそブロックの出番だ!』
≪…………えい≫
 
張り切ってブロックに頭突きをしようとしているスーをしり目に影さんはガッとブロックを蹴り飛ばした、反応はあったらしく、黄色のブロックが茶色になり、なかからニュッと缶タイプのスプレー缶が出てきた。
 
『あぁ!せっかくのロマンが…!』
≪そんなもの張らないから…結局それはなんなんだゼ?≫
 
スーはむぅ、としぶしぶ缶スプレーを拾い上げてラベルをみてみる、ラベルには「激!殺キノコ激スプレー!殺キノコ成分100パーセント配合!あなt…」などとラベルに小さな文字で大量に書かれている、後ろの方には「人には絶対に使用しないでください」とも書かれていた、どうやら直接かけるタイプのようだ
 
≪キノコ王国によくこんなものあったな…全滅しかねないぞ…≫
『とりあえず使ってみようか…通れるかもしれないし…』
 
影さんはスーがガスを吸わないように口をふさいで、スーはスプレーをキノコの結界に向け一斉に吹きかけた、ガスは一気に地面を広がり奥の方までシッカリ浸透!胞子を出していたキノコは一気に枯れ始め、胞子は一気に活動停止し始めた、今まで胞子の噴出音でうるさかった城下町は静かになり、通れるようになった。
 
『これで先のお城に進めるね…ここからは一気にいくよ!』
≪何だか今回テンション高くないか…?まるで何かに操られているような…≫
 
 
 
 
次回!お城になるのか!?
次回を待て!

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