明るい昼のみよし中学校。近江修造は、教室の中で英語の問題を解いていた。
「なぁ千葉、この問題全然分からないんだ。教えてくれる?」
「OK。ふむ……。難しいわね。誰かエリートに頼んでみたら?」
何気ない普段の二人の会話だった。微笑ましい毎日の生活の断片である。
「分かった。和田に聞いてみる。」
近江は席を離れ、和田のいる隣のクラスへと走って行った。すると、羅座が呼びとめた。
「よう、近江。元気か?」
「元気。お前の3倍くらい。」
羅座は笑いながら、そのままどこかへ行った。
近江は和田のクラスにつくと、すぐ和田にその問題の答えを聞いた。
「ああこれか。gladだな。」
「ありがとう。」
「You're welcome.頑張れ!」
近江は満足げにクラスを離れ、ホームルームに戻ろうとした。すると、また羅座が話しかけてきた。
「近江!今日の放課後、ゲーセン行こうぜ。」
近江達は中学3年生。今更ゲーセンで遊んでいる暇などない。
「ごめん、今日は数学のテキストをやらなくちゃ。」
「OK。それじゃ、受験が終わったらな!」
「おう!」
#1 Fin
それぞれの人物像→http://maplestory.nexon.co.jp/community/bbs/view.asp?sn=669423
あとがき
まだまだ続きまっせ。ヘタレの書きやがる文章だからところどころおかしいかも。
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