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ココロからら
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創作物語

国王と魔王7話だっけ?ひさびさ~ちょうてきとう物語w 日付:2012.08.04 21:41 表示回数:405

偶然、国王様と出会ってしまった勇者。
実は魔王を隣に連れているというなんとも複雑な状況であるのだが、本人にその自覚はないらしい。
国王「どうしてわしが、こんな辺境の国境付近にいるかだと・・?まぁ、不思議に思うのも仕方ないじゃろうのぉ。つまり・・・勇者が死んだだろう?」
勇者「生きていますが」
国王「死んだと思っておったんじゃ!おぬしの責任じゃろうが!死ぬという手紙をよこされたのに死んだと思わんほうが、おかしいわっ。それで・・・わしには優秀が息子もおることだし、ここらで退位でもして勇敢に魔王を倒した国王として歴史に名を刻んでやろうと思ってな」
勇者「歴史に名を・・・実にくだらない理由ですね」
国王「意外とズバッとものを言う奴じゃ・・勇者が魔王を倒しそこねても歴史に名を刻むことはできないが国王が単身で魔王を倒しに行き、敗れた場合は名を残せるじゃろうて」
勇者「それで・・・その挙句無銭飲食で手錠掛けられていれば、さぞ楽しい人生でしょうね」
国王「・・・・わしの予定では、隣国までひとっ走りお手軽魔王退治な計画だったんじゃが・・・・一人では何事もうまくいかんものじゃ。それで、勇者お前の方はどうなのじゃ」
勇者「一言では言えません」
国王「あえて、一言でいってみろ」
勇者は難しい顔をしてしばし考え込んだ後、隣に立っていた魔王を指差して言った。
勇者「この人、魔王です」
国王「・・・・は?」
勇者「だから、この人魔王です」
まるで、魔王がいるのが一つもおかしいことではないかのように言った。
「この人、僕の友達なんだー」的な軽さだ。
魔王だと紹介された本人も、どう言ってよいものかわからず。
魔王「通りすがりの魔王だ」
と、当たらずも遠い返答を返した。
国王は目を白黒させて、しばし黙り込んだ後。
国王「倒されてくれんか、わしに」
  「            」
魔王「土下座したら考えてやる」
勇者「っ魔王!土下座してもだめだ!何の罪もない君がわけもなく殺される必要なんかないよ!」
魔王「冗談だ」
国王「勇者!土下座したら死んでくれるらしい時に土下座しない手はないだろう!それとも、勇者、お前が生きているのは、そこの魔王と慣れ合ったからか!」
勇者「そうです、慣れ合ったからですよ」
国王「本気で言っているのか・・・」
勇者は確かに事実を話しているが、肝心なことを話し忘れていた。
魔王「勇者、もう少し具体的にものを話すということを知らんのか」
勇者「・・・・・あ、そうか。つまり、彼は魔王でも良い魔王なんです」
(そういうことじゃなくてっ!もっと伝えるべきことがあるだろうが!!!!)
魔王は勇者を殴り殺したくなったが、それこそ問題になるので必死に我慢するしかなかった。
国王「魔王に良いも悪いもないのではないか・・・・魔王がいるから土下座をする・・そんな国王にわしはなりたい」
勇者「土下座がメインになっていますけど・・・・」
四苦八苦しながらも国王に切々と説明した勇者は、疲れ切っていたが心は晴れ晴れしていた。それはまるで、昔からいた友人がいい人であることを自慢した時のような気分で。
勇者は一言で言うならかわりものであったため、友人らしい友人がいなかったのだ。











久々に書いてたこと思い出しましたw
つづきがかけるかは続きをかくときにきまるでしょう・・@一は早めに書けそうかなー
応援ありwやる気でましたw

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