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キャラクター名:
ココロからら
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みずき

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創作物語

リプレの国王 9話目(番外っぽぃかな・・ss 日付:2012.08.05 18:02 表示回数:375


「一身上の都合により国王を退位する。王位は第一王位継承者である、わしの長男にゆずるものとする」

こんな言葉がつづられた紙が100枚ほどみつかった。
その日、リプレ王国では一人の国王が退位した。
簡単な一文だけ記された遺言状が、間違いようのない玉璽を押されてばらまかれていた。

宰相「いつもながら、唐突で・・・・それでいて用意周到な方ですね」

権力争いを起こすこともできない、まぎれもない力ある言葉であった。
何枚も、みつかったため証拠隠滅も意味をなさず、第一王位継承者の王位継承はゆるぎないものとなったのだ。

あまりのあっけない幕切れに、国王を補佐していた宰相はしばし放心状態だった。
宰相「国王様は一体何を考えておられるのか・・・何か聞いておられましたか」
長男「いや、私は何も聞いていないよ。ただ、少し挙動不審ではあったかとは思うけれど」
宰相「・・・・どういたしますか」
長男「もちろん、王位には私が就く」
宰相「本気ですか」
長男「本気じゃないとでも?」

第一王位継承者である彼は、王位を継ぐものとしての知識はもちろんのこと、国を豊かにしようと言う意気込み、自由に旅をして見聞し培った革新的な発想力を備えていた。
城から城下を見下ろす彼の目は穏やかで、それでいてしっかり見渡そうという気迫に満ち溢れている。
宰相「できますか」
長男「やるんだ」

宰相はもう何も言わずに書類を差し出し、頭を下げた。
宰相の心に自分よりも年下のこの若い青年を「支えたい」という気持ちが湧きあがってきた、その瞬間であった。




んー・・ちょっと雰囲気違うのも書いてみたかった。
適当ってことで・・・・すみまー・・・
つづく・・・・・かな。


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