メイプルストーリー

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キャラクター名:
魔ANSI戦
ワールド:
みずき

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創作物語

騎士団物語⑲-striker- 日付:2012.11.03 18:28 表示回数:572

「よう!スグナ!異常はなかったかね?」
わざっとっぽく敬語を使ったリザンが言う
「リザン隊長!異常はありませんでした!」
ここは流れをよんで俺も乗る
「こらこら・・それは私に言うべき言葉ではないのかね?」
苦笑まじりのその声はシグナス騎士団諜報員の
きんに・・・マティアスさんだ。

「マティアスさん。異常は確認されませんでした。あそこは大丈夫です。」
俺がそう言うと
テンナが俺の横に立つ
「私が廻った場所も異常無しでした。」
マティアスが頷く
「二人ともごくろうだった。リザン君とタテハ君も手伝いありがとう。あとはこの調査書をナインハート様に
  提出してくれ。」

「分かりました。おつかれさまです」
タテハのその声に続く
「「お疲れ様でした!!」」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ナインハート様に調査書を渡した帰り道
俺はリザンに聞いていた
「そういやぁ・・・リザン達はどんなんやってたんだ?」
リザンが片腕を折って俺の肩にのせて答える
「いやぁ・・・大変だったよぉ。スライム人形見つけたはいいけどなぁ?
  それを本物かどうか見極めるために鍵屋にいったんだけどさ・・・」
リザンの言葉をタテハが受け取り続ける
「そこの店主さんがね、マティアスさんにお金を相当ツケにさせられてるみたいでね
  とばっちりうけちゃったんだよ」
テンナが背筋をぞくっと震わせる
「うわぁ~~そりゃ怖いねぇ・・・。私達は見回りでよかったね!スグナ君」
「ほんとだぜ。エリニアって地味に遠いしな」
「「そこが一番大変だったよ!!」」
リザンとタテハが見事にハモって言う
それにたいして笑いながら俺達は家路についた。

「なぁ・・・なんか俺達忘れてないか?」と俺
「なにかって・・なんだよ」とリザン
「そういえば足りない気がするね」とタテハ
「・・・・あ!確かに足りてない」とテンナ
・・・・・・・。
「「フォンとリウを忘れてた!!!」」と合唱


あとで聞いた話だが、このとき丁度二人一緒にくしゃみをしたそうだ
偶然ってあるもんなんだなぁ・・

そんなこともありながら俺達は、自分らの家に帰る道を進んだ
~~~~~~~~~~~~~~
ガチャッとリビングへとつながるドアを開ける
「うぅ~・・・・腹減ったぁぁぁ」
先に洗面所へいき、手を洗ってきたらしいテンナが
ソファーにばたんとぶっ倒れる俺に微笑みながらいう
「その前に手、洗ってきてね。それからご飯ね」

「あいよ~・・っとぉ。俺今日飯作る~~~」
「スグナ君今日疲れてるんじゃないの?」
心配そうにまゆをひそめそういうテンナの
茶髪の頭を(洗ってタオルで拭いた手で)なでながら笑って言う
「それならテンナだってそうだろ?いいから今日は任せとけって」
「スグナ君のお料理が美味しいのは知ってるからいいんだけど・・・」
「テンナより美味いかな?」
いたずらっぽく笑いながらそう言うとテンナがむぅっと頬を膨らませる
「もうっ!う~ん・・じゃぁ今日はよろしくね!お風呂はいってくるから」
「エレヴの環境ってすごい良いって事を今日改めて知ったよ。
  お湯、はっといたぞ」
「あ!ありがと~」
スグナが家の中なのにも関わらず軽くスキップして洗面所へと向かう

「さてと~・・今日のメニューはっと・・・。お!牛じゃん!
確か・・ジパングってとこにも牛モンスターいたなぁ・・食えるのかな?」
と俺は一人で考えながら料理へと入った


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夕飯を食べ風呂にはいって寝る前にいろいろした俺は今ベッドの中にいた。
今日起きた事を整理するために、
暗い部屋で一人になる必要があった。

あの青年は誰なのか。それを知る鍵は会話の中にある。そう信じて


ここまで!

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