メイプルストーリー

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キャラクター名:
魔ANSI戦
ワールド:
みずき

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創作物語

騎士団物語21-striker- 日付:2012.11.14 11:27 表示回数:595

歩いて10分のリザン達の家に俺達は小走りで向かっていた。
『ほら。私達ってカニングシティーでご飯食べたじゃん?』
『・・あぁ。朝飯だろ?』
『そうそう。それにさ、リザン君がフォン君と一緒に作った試作品の薬がはいってたらしいんだよね』
『ほぉ・・どんな効力?』
『成功してたら・・・それを食べた全員のLvが音も光もなく4UPするってさ』
流石にこけそうになった。
『なにしてんのあいつら!!』
『あはは~。まぁ成功したからいいんだけどねぇ・・・』
『デメリット・・失敗したらどうなってたんだ?』

『・・・・・確か、Lv10Downだったっけな?』
『よし。あいつらの家ついたら即効殴ろう』
『だめだよ~あくまで手合わせ。だからね?』
心配そうに横から見上げてくるテンナに微笑んで言う
『冗談冗談。それで俺達のレベルは今全員30だと。』
『そうそう。その薬をリウちゃんとフォン君も飲んだらしくてね~成功したらしいけどさっ』

『なんかさ・・・?なにその作者がいちいち書いてるの面倒になってきたからそうしちゃおうみたいな
    魂胆がばればれの後つけ設定。』
『そんな事いってもねぇ~~。作者馬鹿だし?』
そうこうしてるうちにお目当ての家へと到着した俺(達)はひとますフォンに奇襲をかけることに成功した

~~~~~~~~~~~~~~
「よう。スグナ」
リザンが後ろからさわやかな笑顔と共に話しかけてくる
「よし。リザン。そこ正座しろ。まず殴るぞ」
「まてまてまて。話がまったくかみ合ってないぞ?」

ちなみに俺に奇襲をかけられたフォンはソファーの上でリウの介抱を受けている

「やっほ~タテハ!」

「来てくれてありがとうねテンナ!」
指をからめあわせながら再開を表現する二人は実に絵になる
横で同じように見とれているリザンに言う
「さて。リザン君。とりあえず一発やっとくか」
リザンもこちらに身体を向ける
「手合わせでもまけねぇぞ!」
拳をガッとぶつけ合って俺達は庭へと出陣した
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


俺とリザンは同じタイミングでライトニングを召喚した。
---パチッ
と乾いた音と共に、雷を身にまとう球状の精霊が姿を現す

リザンが構えながら言う
「手合わせな」
俺が答える
「どっちかが参ったいうまでな」

--一瞬の静寂

俺とリザンの間に一枚の木の葉が落ちきった時、手合わせ(殴り合い)が始まった。

リザンがダッシュで走りこんでくる。
あいつもスキルをふっていたため、けっこうな速度だ
俺は来るであろうリザンのストレートを先読みし、右半身になり、受身の構えをとる。
前に奴の対人戦を見たことがあった。
その時奴は5人と戦っていたが、的確に全員のみぞにストレートをかまし、一人一発で勝負をつけていた。
今回もそれがくるであろう。もちろん、その読みが外れることもある。たとえばストレートではなく
ムーンサルトが来る。とかだ。
そこらへんはもう読み合いの先の『勘』であるが、リザン相手に、しかも手合わせでそこまでいくのも
癪に障るので、読み合いを何重にも重ねてやつを待つ。
そうこうしてるうちに高速でやつがふところに入り込んでくる
やつの左手が振り絞られ、速く、するどく、正確な位置にストレートをかましてくる

予想的中だ。
俺は左足を一歩踏み出したとともに後ろに下げていた左手でやつの右拳ストレートを受け流す
右半身から左半身になったところで、腰を下げ、相手の空いた胸元にムーンサルトをかまそうとすると・・・
--バチッ
といった音が俺の両足に伝わる。
・・・・
忘れていた。召還していた雷の精霊-ライトニング-だ。
「う・・・うわわわわわわ!!!!!」
リザンがその隙に体勢を立て直し、ニヤッと笑いながら言う
「はっはっは!ライトニングを忘れてたな!?」
やっと脚の痺れが治まり、バックステップで距離をとる。
瞬間、さっきまでいたはずの精霊が姿を消す。
時間が切れたのだ。
同じに召還したってことは、俺のライトニングも消えたって事だ。
俺の精霊はなぜか俺の言うことを聞いてくれるから、一応テンナ達の護衛につかせたからこちらへはこない。

--集中だ。
視界が狭まっていく。見えるのは相手のみ。
自分では分からないはずの‘自分の瞳‘が変わっていくのを感じる。
らせん状へと・・・廻り、巡る。

無意識の内に俺は、-コンドル・アイ-を発動していた。

ここまで!

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