メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
魔ANSI戦
ワールド:
みずき

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雑談・おはなし

First・chime 日付:2012.12.09 01:26 表示回数:602

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さきほどの場所のすぐ近く、桜並木の下のベンチに僕らは並んで座っている
そこではた、と気づいた。
「・・・・・僕、貴女に名前教えてませんよね・・?教えてもらってもないきが・・・」
彼女は首を傾げ僕をみていたが、舌をちろっと出して言った
「忘れてました・・・私、『清水 ヒカリ』っていいます。ヒカリは漢字はなく、カタカナです。ヒカリって呼んで貰えると・・嬉しい・・です。」
カタカナの名前とは・・めずらしいな。
「僕の名前は、「柊 純也、ですよね?」・・・・ですね」
彼女・・・もとい、ヒカリが嬉しそうに『やったっ』と言いながらガッツポーズをかます。
僕が不思議そうに見ていると、ヒカリは微笑みながら答えた
「なぜ分かったのか。・・ですか?そりゃぁ自分の気になっている人ですもん。サーチかけますよ
それに、私たちは同じクラスですよ?」
「初めて知りましたよ・・・・?」
「あははっ。それも無理ないことですよっ!あの・・・」
ヒカリの表情がすこし暗くなる
「どう呼んだら・・いいでしょうか?」
今度は僕が軽く吹き出してしまった
ヒカリが赤くなって言う
「なっ!こっちは真剣なのに~~!」
「や~ッ待った待った。うん。タメ口でお願いします。段々慣れていきたいので!
そうですね・・・僕の事は、『ジュン』とでも呼んでください」
「じゃぁ私の事は『ヒカリ』だね!さんも、ちゃんも無し!ヒカリ!」
半ば強引に決定してしまった
「ひ・・・ヒカリ?」
ヒカリが嬉しそうに瞳を輝かせる。
僕は気恥ずかしくなって、立ち上がる。ここからだ。もう一歩。
ヒカリは僕を首をかしげながら見上げている。
僕は勇気を振り絞って、今も座っているヒカリに左手を差し伸べる
「・・・・・帰ろう?」
それ以上は直視できない。駄目だ。無理。不可能。
その瞬間、左手にやわらかく、暖かいものが触れる。それは僕の手をやさしく握り、
その犯人は言う
「そういえばジュンは、寮?」
・・・なんか期待はずれだった。い・・いや・・何も期待なぞしてないのだが。
「・・・ジュン?」
「あ・・え?・・・あ、僕は寮だよ。家からだと遠いからね」
「奇遇だね!私もだよ!一昨日から寮に入ったんだぁ!何号?私は2号の8室!」
どんな奇遇だ・・まさか・・・ここまでとは。
「僕も・・・・2号。僕は2号6号室」

1号15室ずつ、全3号たっているこの高校の寮。男女で分かれていないことで有名なこの寮で、

僕とヒカリ。僕たちの住んでる寮は同じ建物で・・・・・・・はす向かいの部屋だった。

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