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雑談・おはなし	夢の永久機関	日付：2013.01.16 16:28	表示回数：466
古い家の屋根裏にトカゲ達がいました。ほとんどが普通のトカゲでしたが、一匹だけ食いしん坊なトカゲがいました。その食いしん坊トカゲは普通のトカゲの５倍は食べていました。なので春・夏・秋と季節が経つにつれ、トカゲはどんどん太りました。季節が冬に移り飢餓の季節がやってきました。食べ物がないのでトカゲ達はどんどん衰弱していきます。ある日一匹のトカゲが信じられない行動にでました。なんと、自分のしっぽを千切って食べたのです。「...おいしい！」とトカゲが言った刹那に切れたはずのしっぽがみるみる生えてきました。その時トカゲ達は自分のシッポは生え変わるのだと気づき次々と自分のシッポを食べました。「これは、夢の永久機関や！！」とトカゲ達は思い、冬を凌いだそうです。一匹を除いては... 食いしん坊トカゲは太っていて体が硬かったのでシッポまで口が届かず、死んでしまいました。
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