メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
oxすばたん彡
ワールド:
つつじ

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創作物語

仮面人形 5話 日付:2013.03.26 13:59 表示回数:289

先生の後をこっそり追う
気づかれないように 気づかれないように
先生は俺の家の前で立ち止まり インターホンを押した
先生が家の中へ入ってから30秒もう入っても大丈夫だろうか
タイミングをうかがいながら一歩踏み出した
「いてっ」「いたぁっ」
誰かとぶつかった
「ごめんなさ…」
琉!?龍人!?
「何してるんだよ!」
今話してる時間はないってのに!
「ゴメン…俺らあの後話してて…恋斗が心配だったんだよ…」
「俺はやらなきゃいけないことがある。お前らも来たいんなら絶対しゃべるなよ」

そういって俺たちは家に入った
「恋斗君の事なんですけど…」
先生の声が聞こえる
何を話しているんだろう?
俺達は静かに話を聞いていた
「恋斗は孤児です…恋斗が小さい頃首からぶら下げていたネックレスが・・・これです」
俺が孤児?そんなの聞かされてない!
俺たちは顔を見合わせた
「じゃぁそのネックレスは恋斗君のモノなんですか?? 綺麗だったのでつい聞いてしまいました…」
「いえいえ あ、恋斗が…何かやらかしたんですか?」
嘘つき…あのネックレスに必ず何かがあるんだ… 
そうじゃなきゃあんなに食いつかないはずだ…
考えているうちに話は終わろうとしていた
俺は琉と龍人を手招きして二階へ行った

「おじゃましました~」
先生が出ていくのを確認してから母さんのとこへ行った

「あら、帰ってきてたの? 最近ずっと成績が悪いらしいじゃない」
少し怒り気味に言われた でもそんなの怖くない…
怖いのは・・・あいつなんだ…

俺がうつむくと下には先生の鞄についていたはずの仮面人形が落ちていた
「今、友達来てるから、また後にして…」
そういって人形を拾い二階へあがって行った

「なぁ恋斗…その人形…」
部屋に入るなり琉がおびえた目で言った
やっぱり…二人ともこの人形がひっかかってたにちがいない
俺たちは人形についていたチャックを見つけた
「これって…?」
チャック…
開けてみるか…

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