メイプルストーリー

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キャラクター名:
もなーりざ
ワールド:
つばき

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創作物語

ポチケン 第6話 (終) 日付:2013.04.02 17:06 表示回数:397

はじめに
今回は長くなってしまい読みづらいかもしれません、ご了承ください。
    
     前回
私はもう、数日前の私ではなかった。
人が死ぬことに慣れてしまった私は、
もう人さえ殺められるのなら
もうなにもいらないとまで思うようになってしまった。
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なにもいらない。。。なにもいらない。。。
人を殺めることができるのなら。。。

この半年、私は、人を殺め続けた。
ニュースでは、元気だった人までが続けて死んでいく。
そういった怪奇事件の事でもちきりだった。

それを見て、にやりと、笑みを浮かべる自分

だが、人を殺すごとに、腕のあざとポチケンの画面内の黒い物体は大きくなっていく
それでも、私は、人を殺め続ける、名前が分かる人間なら、誰でも。。。


でも。。こんな日々が続くはずなんてなかった。


ある日、私は、いつものように、ポチケンを手に取る。
今日は、タレントのMの名前をうちこんだ。
なんの恨みもあるわけでもないのに。。。

そしては私は、TVをつける。
タレントなら、1週間あれば、死亡したとのニュースが流れるはず
だが、1週間たっても、ニュースで、その人物が死亡したとは、流れない。

「なんで。。なんでなのよ。。。なんで死なないの!!!!」
一度、人を殺める快感を知った私は、だんだんいらついてくる。

そして私はもう一度、ポチケンを手に取り、
無我夢中で記憶に残っている、人間全ての名前を打ち込む。

すると、画面の中の黒い人間のような物体が爆発したと同時に、
私の腕のあざは腕だけでなく全身へと広がっていく。。。

「やだ。。。なによ!。。やだ。。。たすけ。。。て。。。。」
そこで私の意識は途絶えた


ふと気付くと、真っ暗な空間にいた。
「だれか。。。だれかいないの。。。。」
    返答はない
そしていきなり、私の、口に、肉のようなものが突っ込まれた。
私は、なぜか、それを食してしまっていた。
暗闇でなにも見えないが、なにか目の前にある。
それを手に取るとあることに気付いた。その肉は人の顔のような形をしていた。

捨てようとしたが、それは、むざんにも口へと、突っ込まれる。

私はあることを思い出した。なぜ今こんなことを思い出したのかはわからない。
あの、ポチケンの画面内の黒い物体はなんだったのだろうか。
殺すにつれて、大きくなっていくあの物体。。。あれは、人だった

打ち込んだ名前の人の肉をあの黒い物体に食わせることで、殺していたんだと、
どうやってその空間に、人間の肉を、移動させるなんて、わからない。



でも、私は一つだけ理解した。

今私がいるこの空間はポチケンの中で、

私は、爆発するまで、


人の肉を食べなければならないということが。




今回は長くて読みづらかったと思いますが、
今まで、よんでいただいた、皆様、ありがとうございました^^

※サブなどで、書いていたものを、再投稿させていただいています。


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