メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
黒雪の歌姫
ワールド:
なつめ

冒険手帳を見る

創作物語

神様の力 第六十一話 日付:2013.06.23 00:28 表示回数:481

霜月の話を聞いてすべてが繋がったような気がした。
なぜ僕を直接殺さなかったのか、同時に町を破壊するためだったのか・・・。

黒幕である少女Aはクスッと不気味に微笑んだ。

「やっと真相に気付いたわね・・・、そうよ!
 私は女神様のものをすべて奪うの!、何もかもすべて・・・」

少女は狂っていた、僕という呪いに惑わされとんでもない事をしようとしている。
僕は何て最低な人間だろうか・・・、関係のない命を消そうとしている。

あぁ・・・なぜ神様は僕を生かしたのだろうか?

考えたって今の僕には分からない。
とりあえず今するべき事をしなければならない。

「はぁ・・・なんていうかめんどくせぇ・・・」

僕はめんどくさがりながら考える、命のために。
人間嫌いなのに、考える。

そして逆転の手を打つ。

「アハハハッ、女神さまどう? 私のものになってくれる?」

調子に乗ってるのも今のうちだお嬢さん・・・、そのプライド
ズッタズタにしてやるよ。


「・・・・壊せば?」


僕は言う。

「君は僕が欲しいんだろ?、僕のすべてを! そのために町を破壊する
 素晴らしい考えじゃないか!!」


僕のセリフに少女Aは顔を歪ませる。
そりゃそうだ、危機的状況にこんな事を言うなんておかしい。
だがそれはあくまで冒頭だけ。

「でもね・・・町壊したからって僕が君のものになると誰が言った?
 僕はその程度の事で人のものにはならない、中学時代が一緒なら知ってるはずだろ?」

僕はどす黒い笑みをしながら言う。

「は・・・・へっ・・・女神さま・・・?」

これには恐怖を感じたのか少女Aは無意識に涙を流していた。
さぁて、とどめの一発だ。








「僕は君のものにはならない、残念だったね。」

少女Aは崩れ落ちた。


あとがき

ものすっごくお久しぶりです。
僕の事、覚えてますか?ww

スタンプを押す

スタンプ(3

コメント

  • コメント(4

おしゃべり広場の一覧に戻る

変更する

×