メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
リヴセシル
ワールド:
みずき

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創作物語

偽勇の剣:00 日付:2013.10.16 17:20 表示回数:325



「何、ただの昔噺さ」

幕開け際にて、冒険者は騙る。

「そう、ただのくだらない戯言さ」

こうして、世界は周り出す。

*偽勇の剣

シグナス騎士団。
唯一の女王、シグナスが率いる冒険者とは別の武装勢力だ。
清く正しく、そういったイメージが強いだろう。まぁ、実際には普通の冒険者と何ら代わりはない。

「……退屈だ」

ほんの一ヶ月ほど前、色々あって僕はこの騎士団に「敢えて」所属することになった。どうせやることもなかったので、心情的には何と無く。だったのだけど。

「なんだかなぁ」

浮遊島エレヴからよく見える青い空を、忌々しげに見ながら思う。
なんて平和なのだろう、暗黒の魔法使い再来の日が近いというのに、なんて何もないのだろう。
たった一つ、僕の身元を証明する剣も、活躍の場がないのではただの飾りじゃあないか。

「シエル様、ここにいたのですね」

あぁ、またか。

「……シグナス様」
「身体ならもう大丈夫ですよ」
「いえ、そういう問題ではなく」

エレヴとはいえ、せめて護衛をつけて行動して欲しいのですが。
島にいると、何故かシグナス様が話しかけてくる。困ったものだ。

「今日はお願いがあるのです」
「お願い、ですか?」
「はい……」

あぁいやな予感がするな。



一通の手紙が、引き金を弾く
(なんてことだ)
(物語が始まってしまった)


*あとがき
お久しぶりでございます。
珍しく騎士団関係で書き始めたら、やっぱり昔の創作引きずってます。
構成はほぼ勢い、キャラの募集予定もありますが
ひとまず、よろしくお願いします

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