メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
黒雪の歌姫
ワールド:
なつめ

冒険手帳を見る

創作物語

息抜きレパートリー18 短編書いてみた。 日付:2014.01.07 17:00 表示回数:427

どんどん落ちていく・・・


結局私は一人だった。


みんな嘘だった。


私の事好きだって言った人も、友達だよって言った人も
嘘だった。


結局離れて消えていった。
私の光がどんどん闇に隠れて消え去った。



私って何?、必要のない人間?なんで生きてるの?


どんなに手を伸ばしても落ちていく。
深い深い海の中に落ちていく。
このまま誰も気づかれずに落ちていく。



もがこうとしても体が動かない。
あれ、今一瞬光が見えたような気がする・・・
手を伸ばそうとしたけど黒い海がそれを許さない。
すぐに隠してしまった。



あぁ、私は弱いな・・・
でも強くもないんです。
すぐに泣いちゃうしすぐに落ち込むしダメなんです。
こんな弱い私でごめんなさい。




でもお願いです、私を深海から助けて・・・





声にならない気持ちがあふれていく。
もうダメだと思ったとき、一筋の光が強く射し込んだ。
強くまっすぐ私を照らす。


大好きなあの人が私を光に導く。


私は一人じゃなかった・・・の・・・?


私は精いっぱい腕を広げて光に手を伸ばす。
真っ黒になっていた服がどんどん白くなっていく。



『ほらね、君も素敵な色を隠してた。』




by 深海少女

スタンプを押す

スタンプ(3

コメント

  • コメント(3

おしゃべり広場の一覧に戻る

変更する

×