ストーリーが進むにつれどんどん展開が速くなってしまっていますが、ご了承くださいm(_ _;)m
ここまでで前半です。(※キャラ崩壊注意)
今回は短いですが、
ちっちゃいことは、気にしない☆それワカt(ryの方はどうぞ!↓
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途端、ソイツはやっと状況を把握できたのか、顔を真っ赤にさせて固まってしまった。
「くくっ、おま・・・ぎゃはははは!www」
「わ、笑うな!」
「いや、だってお前・・・ぶふっ、何回同じ過ち繰り返すんだよwww」
「ぐっ・・・・・・。」
そう、ルミナスはこの“プリン作戦”にもう数十回も引っ掛かっている。
飽きずに何回もこれをやる俺もアレだが、コイツもコイツだ。プリン好きにもほどがある。
「こ、の・・・今日という今日は絶対に許さん!!覚悟しろ!!」
すっかりホーンテイル退治を忘れたご様子の魔法使い様は、武器と思われる杖(?)を俺に向けた。
「・・・ふん、望むところだ。」
売られた喧嘩は買う。
ちょっとぐらいなら付き合ってやるかとすっかり使い慣れたケインを取り出し、構える。
実は、強さが同じくらいのコイツと戦って、どちらが強いか試すために“あの作戦”をやっていたりする。
断じてルミナスの反応が面白いからやっているわけでは・・・・ない。はず。
(まあ今はそんなこと、どーでもいいか。)
周りの空気が静まり、静寂で満たされる。
今かとケインを握った手に力を込め、踏み出そうとしたその時、
「待てーーーー!!!」
制止の声。
どこかで聞いたことのある声だが、顔が思い出せない。
音がした方をみると、そこには一人の青年が立っていた。
抽象的な顔に、若干ボサッとした黒の長髪、そしてどこか古風な服装。
「お前たち・・・いい加減にしろ!!」
その出で立ちには見覚えがある。
名前は確か・・・。えーっと・・・・・あ。
「お、お前・・・・、」
「誰だ?」
・・・思い出せない。
next…
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