メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
ふっじーくん
ワールド:
かえで

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創作物語

とあるメイプルの冒険者第二章第四話 英雄の目覚め 魔法使い編 日付:2014.11.12 00:57 表示回数:430

―数百年前 時間の神殿 回廊―
???「クソッ!」
何度倒しても湧き出る敵。減るMP。
???「【アブソリュートキル】ッッ!」
敵を即死させるこの技で、再びいくつかの黒い影が消え去る。
しかし、今まで殺して来た数に比べると大したことがない。
もうモンスターたちを無視した彼女は、回廊を進む。目指す先は世界を交配させた張本人、「暗黒の魔法使い」のいる間だ。先に仲間たちが行っているはずだが、早めに追いつきたい。
???「クソ・・・早めに追いつかなきゃ・・・ん?あれは・・・」
向かう先に立つ黒い影。
黒い影「・・・」ブンッ
???「ッ!危ない・・・お前は・・・!」
黒い影「・・・」ブンッ
大鎌【デス・アポカリプス】を振りかざす黒い影の正体は、暗黒の魔法使いの手下の一人、【尖鎌】の異名を持つファルイート。
ファル「・・・」ブンッ
???(こいつの攻撃・・・速い。避けきれない・・・よし・・・)
???「【セカンド・ビュー】!」
彼女の発した呪文、【セカンド・ビュー】は別名「千里眼」と呼ばれる魔力を使って次元を捻じ曲げ、相手の動きを確実に見られる代物である。再使用のための時間は15分。あまり使い勝手がいいとは言えないだろう。
???(【セカンド・ビュー】の効果は1分半。あまり長続きしない。)
???(早めに片をつけないと・・・)
???「【ライトリフレクション】!【モーニングスターフォール】ッ!」
ファル「・・・!」キン!
激しくぶつかり合う鎌と魔法。


2分後――――
地面に突き刺さる大鎌【デス・アポカリプス】。・・・彼女は勝利した。最も、英雄と言える者がたかが一人の幹部に負けるはずがない。
彼女は先へ進む。すると、前方から歩いてくる影を確認した。
???「誰?・・・あれは・・・!エヴァン!物凄い怪我じゃないの!」
エヴァン。――英雄の中でも、ドラゴンを使った攻撃を得意とする魔法使い。
エヴァ「暗黒の・・・魔法使いは・・・強すぎる。倒すことは・・・できないと思う。でも、封印なら・・・君なら・・・ルミナスなら・・・きっ、と・・・」ドサッ
エヴァンは倒れた。
ルミナ「エヴァン!・・・ッ!」
彼の体を氷が包み込む。おそらくもう、手遅れだろう。
ルミナ「クソッ・・・何としてもあいつを、暗黒の魔法使いを倒すッ!」
ルミナは、そう叫んで扉を開けた。そう、暗黒の魔法使いのいる『暗黒の間』へ通じるドアを。彼女の目から出る眼光は、憎悪と正義が入り混じり、青白く光っていた。
―――――暗黒の間
ルミナ(それでも・・・)

「暗黒の・・・魔法使いは・・・強すぎる。」

ルミナ(それでも・・・)

「倒すことは・・・できないと思う。」

ルミナ(いくら悩もうと・・・)

             「でも、封印なら・・・」

ルミナ(やるしかない)

「君なら・・・ルミナスなら・・・きっ、と・・・」

「できるから」

ルミナ(エヴァン・・・)

ルミナ(やるしか、ない)






ルミナス「【ヘブニング・デス・チェーン】!!!!!!!!!!!!!!!」







その瞬間、世界は光に包まれた。その光は、五人の英雄の犠牲によって得られた『平和』だった。


――――――――次回予告
目を覚ましたルミナスは、まだ見ぬ世界へ旅に出る。そう、あの日分かれてしまった『彼』に会いに。
次回 とあるメイプルの冒険者第二章第五話 紋章


お久しぶりです、ふっじーくんです。この1年いろいろ忙しくて、ろくにうpできませんでした。今後は更新ペースを上げていきますので是非皆さん「小説漫画」覚えといてください!

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