メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
jbhvjv
ワールド:
かえで

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創作物語

浮遊:84 日付:2014.11.25 22:28 表示回数:481



「夏休み…そして…女子マネージャー…
なんだこれ、すげえ青春っぽくなってきたな!」

と、大声で吠えたのは仁川創
二年生である
体格が飛び抜けて良いこの男は走る
事を生業としない
男子ジャベリックスロー
あまり巷では聞かない競技だが、手持ちサイズのロケットを放り投げる、高校陸上の槍投げの縮小版である

「創うるせえ」

と、横槍を入れるのは御廉國也
この男もまた、二年生だが
競技は棒高跳び、仁川創とは同級生である
二人は今、円心館の敷地のベンチに腰掛けていた

「…遠藤、全国確実…かー…」

息を吐くように、仁川が言う

「藤堂さんも3000確実で…戻ってきた海堂さんは当たり前…か…」

当たり前、の言葉の中身からは部員からの絶対的信頼がある
非公認とされ抹消された記録だが、海堂の幅跳び記録は世界の高校生の中で一番、つまり世界記録である
あまりの強さゆえ、国内大会では試合をよりフェアにすべく存在を抹消される、という、異例の措置が取られていたほどに

「なあ、創」

「なんだよ」

「てっぺんから見える景色ってのは、どんなものなのかな」

仁川は、遠い目をして空を見て、少し考えるようにしたが、それもやめてつくろうように言う

「そりゃお前…
てっぺんに行かなきゃ分からんだろ」

仁川の脳裏に、ある出来事がフラッシュバックする
遠くない過去の話が













滞納してました、働きます…

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