メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
らくぷにAran
ワールド:
ゆかり

冒険手帳を見る

創作物語

GTS DWⅧ 日付:2015.03.05 22:50 表示回数:648

3

そして今度はここから見る限りリーフロードで銃撃戦だ。大木がうまく邪魔している地形のせいか人気のエリアだ。飛行船で機銃掃射してる時点で遊びですとは言えない雰囲気だが、この世界は最初っからこんな感じだ。
「通してもらうか…」
多分一言断って歩けば一時中断してくれるだろう。レイの敵側としてはレイを捕まえれば最大級の手柄なのだろうが。

やはりリーフロードはそのまま通り過ぎると360度から攻撃の嵐を喰らうだろう光景と化していた。正直言ってうるさい。
「はいどうも、ただの通行人です、とーしてくださーい」
とレイはだるそうに言う。
「全く聞こえない!」
「どうした?…いてっ、目をそらした隙にクリティカル喰らった…」
変装も何もなくただの通行人と認識させるのは無理があるだろうがレイにはそれ以外の案を考える気はなかった。
「…通してくれって言ってるぞ!」
「レイだなあれ」
「それじゃ中断しなくてもよくない?このままでも全部はじき返して通り過ぎそう…と、危ないっ!」
戦闘中なのに雑談して大丈夫だろうか、さっきも矢がギリギリかすめていた。
「とりあえず言っとこ。聞こえるー!?中立者が横切りたいって…わああああ!撃ってこないでよ!」
声は相手側に届いたようだ。だが通してくれるとはいえ代わりに無茶な要求するのも別におかしいことではない。無茶と言っても物品や金品である前例はないのだが
「どうぞレイさん。けどジャンプかスライディングで通り過ぎてね」
だいたいこういったこと。
「通す気これっぽっちもないじゃんか。」
「ティックも面白い奴だ」
言っているように面白がる以外の何物でもないが現在進行形で弾幕状態の攻撃をやめる気はないようだ。
「つまりこの銃弾と矢の嵐を避けて通れと?私は一応弓使いで素早いわけじゃない」
「じゃあ雨なら降らしていいか?」
「どっちも一緒だろ、飛んでくる方向が上か横かってだけで」
そう言いながらもレイは自分の身長の軽く数倍は飛び上がってリーフトルネード、もちろん破壊したのは障害物のみで通り過ぎる。レイに傷は全くついていない。
「どっちかというと雨は勘弁してほしいな」
「チーターもどきめ」

レイにとってモンスター999匹くらい数時間あれば事足りる。どんな方法か分かれば解決方法も見えてくるかもしれない。
「よし、999完了。どんな方法だ?」
【クエスト完了!
もうレベルアップのための申し分ない実力は見させてもらった。アイテムを支給したからそれでレベルを上げてね。
注意:一度使用するとレベル上限を戻すことはできません】
ピンク色の謎のポーションと共にメッセージが現れる。これを飲めばステップアップするのだろう。
「そう来たか。」
もちろんレイは飲む気などない。
【メイプルワールドの誰かからあなたに伝言があるようです。1分前
ロックされています:(Lv.300)さらなる高みへ1】
「もう来た…こうやって薬ガバガバ飲めってことだよな。」
面倒くせええが呼びかけているが、全世界の全人類100%がそれを聞くことができるわけではないし、危険性より強さを重視する者も少ないがいる。
「成分とか調べればわかるのかな…まあいい、とりあえずバッグの中身減らさないとな。」

「マジですか…」
「これはまずいことになったな。」


続く

あとがき
レイって弓使いだし弾幕全部はじき返すのは無理じゃね?と書いてて自分で思いました。
キャラ募集はまだまだしますよ!

スタンプを押す

スタンプ(0

コメント

  • コメント(0

おしゃべり広場の一覧に戻る

変更する

×