ピキピキピキ。
と氷が砕けた。
クマ「グオオオ」
神鬼「砕けるの早すぎるだろ!」
神鬼(……も、もうダメだ――!)
諦めかけていたその時、目の前にいたクマが、横に吹っ飛び、一件の民家に突っ込んでいった。
そしてクマの代わりにひとつの人影が二人の目の前に現れる。
神鬼 ゆなち「えっ……?」
めぐみ『だいじょぶきゃしょうねん長女』
ふたりの目の前にはめぐみが立っていた。
急いで書いたのか、字が汚い上に誤字だらけだった。
ゆなち「めぐみさ~ん」
神鬼「ありがとうございます」
めぐみ『なになに(´∀`)。当然のことをしたまでだよ(o ̄∇ ̄o)♪』
クマ「グァアアア!!!」
民家に突っ込んでいったクマは再び立ち上がり、民家から姿を現した。
めぐみ『なっΣ(゚д゚lll)。私の蹴りを喰らって立てるなんて(゜ロ゜)……手加減しすぎた(・_ ・)』
ぺぷし「俺がやりますよ。めぐみさん」
神鬼 ゆなち「ぺぷしさん!」
めぐみ『よっ男前ヽ(*´∀`)ノ』
ぺぷしは向かってくるクマにへと突進するかのごとく走り出す。
そしてクマと激突する寸前で、拳を握る。そして、目の前のクマの顔面目掛けて、力いっぱい拳をぶつけた。
クマの顔面が凹む。そしてクマは再び民家へと突き飛ばされた。
ぺぷし「俺の後輩に手ぇ出してんじゃねーよ」
めぐみ『ヒューヒュー(^ε^)カックイイ』
メッセデス「ちょっとー」
メッセデスが遅れて登場。相当急いで走ってきたのか息切れしている。
メッセデス「置いてかないでくださいよー」
ぺぷし「ごめん」
めぐみ『すまんかった(*_ _)人』
メッセデス「まったくもー」
ぺぷし「それはそうと、二人とも大丈夫か?」
神鬼「ゆなちが足捻ったみたいで」
ぺぷし「よし、ギルドに戻って治療しよう」
神鬼「クロさんの所へ行かないんですか?」
ぺぷし「あいつ薬代ぼったくるから、ギルドに呼んで治療させてもらう。ついでにさっき変なもの見つけたから、こいつをマスターに見てもらう」
災難を払い除けた神鬼達。
五人と一匹はギルドへと向かった。
――――――――――――
十四話目ッ!
ぺぷしマジカッケーよ。
惚れるわボケ!
次回予告
・変なものの正体発覚!?
・bhuyjn登場!?
・さらに事件が勃発!?
ではでは
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