メイプルストーリー

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キャラクター名:
エルシィエ
ワールド:
ゆかり

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創作物語

超硬派伝説 ~魔狼~ ぱーとA 日付:2015.08.10 22:15 表示回数:406

超硬派伝説 ~魔狼~

「ひぃぃぃ!助けてくれ!メルならいくらでもくれてやる!なんならメイプルポイントだっていいぃ!望みの額をやろう!だからお命だけはぁぁぁぁぁ!!」

魔狼「その貴様の財産を築く為にどれだけの民が犠牲になったやら・・・」

そうつぶやくと命乞いをしていた男はバツの悪そうな表情になった

魔狼「ん?ってーとその財産もてめぇのってよりは村人達の財産だよなぁ!?」

魔狼は手にしていた弩を男の眼前に突きつける

魔狼「あの世でせいぜい出世しな、処刑-エグゼキュート-」

パンッ







見渡す限りの荒野が続くぺリオンの地
統治の行き届いていない無法地帯のその地はある意味自由の国ともとれる
しかし、私腹を肥やさんとする悪党達もまた絶えず

闇あるところに光あり

悪政を正さんとする男「魔狼」は今日も相棒スノーホワイトに跨り荒野をいく


スノー「ご主人様、次の目的地はお決まりで?」
魔狼「ああ、何やら行き過ぎた男尊女卑に民が苦しめられてるんだとよ」
スノー「そりゃまあ時代錯誤な政策で」



ザッ

私利私欲の限りを尽くさんとする領地に悪は余所者をやすやすと侵入はさせないのだ



魔狼「ヒュウ、門番がたった2人たぁ自信満々なこった」

敵に気付かれぬよう、遠方より状況を確認する

スノー「相手さんこちらに気付いてる様子は無いようですゼ」

魔狼「じゃ、遠慮なく・・・シャープアイズ」

そう唱えると、みるみる視界が研ぎ澄まされ門番2人の影が鮮明な人の形を成形した



門番A「今日の合コンあと1人どうする?」
門番B「ったくいきなりドタキャンとか最近のYUTORIはやヴぁいよなぁ!?ウワッ」

門番A「どうした!?これは矢?・・・曲者か!!」

門番があたりを見回しても人影も見えず・・・

魔狼「探し物は見つかったか?」
門番A「ヒィ!」

魔狼は門番Aの背後に弩を突きつけていた

~次回へ続く~

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