あらすじ
無法地帯に吹く一陣の風、魔狼
世直しの旅を続ける彼は、男尊女卑の村へとたどり着く。
魔狼「ほう、男尊女卑と聞いていたがこりゃあたまげた」
村の中では女が田畑を耕し、荷を運び、奴隷のように扱われていた
向こうの方では、仕事でヘマをしたのか男に暴行を受ける女までいる
門番A「へへっ、この村じゃあ女は男に逆らえねぇのよ・・・ゲヒッ」
魔狼の蹴りが門番Aの背をこついた
魔狼「てめぇは黙って親方の居城まで案内してりゃいいんだよ・・・ただでさえ反吐が出る光景にいらついてんだ」
門番A「そんな余裕こいてられるのも今のうちだぜ・・・ゴフッ!」
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門番の案内により、ひときわ大きな建物が魔狼の前にそびえたつ
魔狼「ここが親玉の本拠地か?」
門番A「そのとおりよぉ!!だが貴様の命運もここまでだよなぁ!?ここからは俺の仲間たちが貴様を屠るぜぇ!!!!!」
魔狼「そうか、じゃあお前にもう用は無いな。GoodBye」
パンッ
横たわる門番の屍を越え扉の向こうの気配を探る
魔狼「15・・・いや20は居るか。スノーお前はここで待機だ」
スノー「御意」
慎重に機を計り、すっと息を吸い・・・扉を開け放った!!!!!
デュバババババババババババッ
同時に無数の銃声!!その弾幕をくぐり抜け、1人また1人と相手を倒してゆく!!!!
魔狼「貴様で最後だ」
敵T「マイッタマイッタ、ギブアップだ」
そういうと、敵Tは両手を挙げ無防備を晒す
敵T「タタカッテモ、ワタシのマケはミエテいる、コノトーリ命オタスケ、オヤカタサマはあの大扉のムコウだ」
魔狼「・・・。」
魔狼は敵Tの手を縛り、示された大扉の向こうへとむき直す
敵T(バカめ!俺の下半身は改造されている!!!俺の意思で発砲する第3の銃が隠されているのだ!!!)
ドピュッン!!
魔狼の背後を捉えた銃声が鳴り響いた
そして、魔狼の体が地に伏せる音もまた・・・
鳴らなかった
敵T「What!!」
魔狼「あいにくと悪党の言葉を信じてやる心の広さは持ち合わせていなくてね」
パンッ
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魔狼「やっとご対面だな、お前がここの支配者か・・・なっ!」
無駄に装飾された無駄にただっぴろい広間に悪の親玉がいたが、その姿に絶句する・・・
魔狼「女・・・だと?」
男尊女卑の村、その支配者は下衆な漢だとばかり思っていたが、
目の前に立ちはだかったのは麗しき女性であった
シャープアイズ未発動での目測は B93 W49 H81 という爆スタイル
女「私の世界を潰しに来たのはあなた?」
~次回へ続く~
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