メイプルストーリー

おしゃべり広場

キャラクター名:
小夜啼鳥恋詩
ワールド:
ゆかり

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創作物語

ポテコと憎悪の剣 #1「闇との邂逅」 日付:2018.08.30 22:29 表示回数:411

俺の名はポテコ。
職業はシーフだ。
ふっシーフなんていえばかっこいいもんだな。
生まれつきの身体能力の低さから、落ちこぼれとして今まで暮らしてきた。
だからシーフとは名乗っているが手裏剣だって使えないし、もちろん短剣だって扱えない。
そんなこんなで俺はもう40歳になった。現在も低級クエストしか達成できない俺は
毎日もやししか食べない生活を続けている。
そこらへんの小学生のほうが、俺より早く動けるし、俺より上手く手裏剣を投げれるだろう。
俺はゴミ人間なのだ。

今日も、ワイバーンなんて狩れないもんだから、近所の公園で幼稚園児に混じって
デンデン狩りをしてもやし2本分の報酬を得た俺はベンチに座り一息ついていた。

そんなこんなでぼーっとしていると、草むらの中になにやり光っているものを見つけた。
近づいてみるとどうやら短剣のようだ。なにやら異臭がする。
恐る恐る手にとってみると異変はすぐ起きた。

うおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!

なんだこれ!
体中から血の気がみるみる引いている感覚。
それと同時に俺の中に潜むある感情がみるみる高まるのを感じる。

その感情は……一言で表すなら"悪"……だろうか。
人間の悪という悪の感情がみるみる育っていく。

うおおお!!!!!!


世界が黒く染まる。
体内を巡る負の感情。

体の思わぬ"異変"にうろたえ、思わず跪くと
ふと声が聞こえる。

声の出所はどうやらこの手にもっている剣のようだ。
"剣が喋る"といういつもなら特大の驚きをみせるであろう場面でも、
今はそんな余裕がない。

「我はリカ様だ!」

「お前ハ今日から我のシモベとなるのダ!」

しかし今の俺には何も耳に入らない。
俺は前方で無邪気にメイプルキノコをじーっと見る。

殺シタイ殺シタイ殺シタイ殺シタイ殺シタイ殺シタイ殺シタイ殺シタイ殺シタイ


俺はリカ様と名乗る謎の剣を強く握り、歩き出した。



奇声をあげながら。




ひゃひゃひゃっほほほほっはyっはあdslm;あd、あswwwwwwwww

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