僭越ながら、カオに関して私の考察をここに記載させていただきます。
下記の項目に関して過度のネタバレを含むのでご注意ください。
「冒険者職・時間の神殿・ゼロ・エリン森・消滅の旅路・ブラックアップデート(エスフェラの先)」
モラス~エスフェラには到達できていないため、その辺はエアプです。ご了承ください。
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現状カオが出現する話は「冒険者職・時間の神殿・ゼロ・エリン森・消滅の旅路」です。
私は、カオと同一の魂は3つの時間軸に存在して話が進んでいると考えます。
その為、まずは簡単なメイプルワールドの時系列を含めて考察していきます
まず世界は、少なくともウィルを除く軍団長の人数分リセットされている計算になります。
リセットはどこの時点からになるのか?といった段階ですが、
光の魔法使いが暗黒の魔法使いになる以前となるとおかしな話になってしまうので
「暗黒の魔法使い」が生まれた時点、を軸としてリセットされると考えていきます。
「暗黒の魔法使い」が生まれた時点=ルミナスの誕生です。
ルミナスが生まれたときは純粋な光としての生だったので、そこから人間としての人格・肉体をもつまでにどれだけの時間を要したかはわかりませんが、少なくとも現状が成人男性の体躯を持っているので 暗黒魔とルミナスの誕生から20~30年はたっているはずです。
その間に暗黒魔は軍団長を味方につけて、アリア女王を殺害。
名実ともに世界に敵対する側の闇の存在となるわけです。
そして、成長したルミナスを交えて英雄達6人による封印が施されるに至りました。
さて、カオのお話はここからとなります。
※エリン森のカオの話
英雄たちが民間人を逃がすためにビクトリアアイランド行きの舟を手助けしていました。
その目的地こそ現在のエリニアの前身となる「エリン森」とよばれる場所ですが、この過去のエリン森にはプレイヤー自ら赴いてクエスト等を受けることもできます。
そこではなんと「カオと呼ばれる子供」が失踪している話が聞くことができ、道行く人に話しかけると自機の事をカオと呼び「どこにいってたんだ」ともいわれます。
ここで初めて「カオ」と自機がそっくりな見た目の人間であるということがわかりますね。
※時間の神殿の記憶を無くした神官の話
クエストを進めると、記憶を無くした神官は自らをカオと名乗り顔を見せてくれます。
そして、その顔は自機に瓜二つです。
併せて、ゼロストーリーにおける鏡世界の時間の神殿にも彼は登場します。
こっちの彼は記憶を取り戻す際に「エリン森で怒られている自分」の描写を語ります。
つまり彼はエリン森で失踪したカオです。
鏡世界はその名の通り鏡のため、現実世界と鏡世界の時間軸はイコールと考えます。
そうなると、現実世界の時間の神殿にいるカオもまた、エリン森から来たと考えられます。
何らかの都合で、「過去のエリン森」から「現代の時間の神殿」へリープしてきたのではないでしょうか。
※冒険者ストーリーでの「カオ」について
直接の登場はありませんが、初対面のテオからカオと呼ばれます。
テオはエリン森のクエストにも登場しますが、このテオはエリン森のテオと同一人物です。
恐らくテオの母親ユリスがエルフ族の血を継いでいるため、普通の人間よりも長寿だからと考えられます。(ちなみに海賊職転職官のカイリンはエリン森ではまだ生まれていませんが、この二人は生き別れの兄妹です)
エリン森で「カオ」を見たことがあるテオが、同じ顔の冒険者を見て驚くのも無理はありません。
※消滅の旅路でのカオの話
ここでようやく真相が語られますが、カオは自らの事を「未来の自分」だと名乗ります。
いわゆるタイムリープにおける同一人物とかいうやつ。
しかし、これが最大のミステイクだと思います。
恐らく暗黒魔に敗北した彼はその後世界がどうなったのかを知らないので気づいていませんが、世界は既に一度リセットされています。
その為、2人は全くの同一人物ではなく「前世の自分」と「転生した同一魂」だと思われます。
魂の概念については何とも言えませんが、同一のエルダを保持しているとかそういうのではないでしょうか。
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「カオと対敵者」についてガチガチの考察をしてみた2
https://maplestory.nexon.co.jp/community/bbs/view/943140/
に続きます
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