ファンアート
| オルカ | 日付：2015.03.18 14:56 | 表示回数：827 |
|
|
||
|
我々は日頃から芸術というものが単一的に捉えられる事に懐疑的でした。我々の感性を"評価"という定式に当てはめようとする動きには、形式美に勝れど、独創性には至らぬという感が我々にはあります。ですから我々のような斜に構えた部類は、芸術を広義のものとして形容したいものですから、女が美女であり、男が美男子であるというファンアート特有の大前提を放棄することにしました。そうしなければファンアートの形式はフランス芸術におけるナポレオン時代に至るまで継承され続けたルネサンス形式の如く何の発展も無き様相を帯びるのではないか。それがフランス芸術の近代における発展に停滞を招いたのではないか。我々が危惧するところはその点であります。時代の流れに乗るも時によし、ただし反する重要性も、というのが、我々が芸術を通して主張するところです。 |
||
スタンプ（7）
